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【新製品/ソフトウェア】

WebアプリケーションやWindows専用アプリケーションの開発機能を強化

マイクロソフト、「Visual J++ 6.0日本語版」発表

 マイクロソフト株式会社は、Windows 95/98/NT 4.0用のJava開発ツール「Visual J++ 6.0日本語版」を発表した。

 「Standard Edition」(推定小売価格11,800円)が10月9日に、「Professional Edition」(推定小売価格61,800円、優待パッケージ24,900円)が10月23日に発売される。また、9月25日に発売される開発ツール統合パッケージ「Visual Studio 6.0 Enterprise Edition」(推定小売価格204,000円、優待パッケージ135,800円)や「Visual Studio 6.0 Professional Edition」(推定小売価格148,000円)に、Professional Editionが含まれる。

 Visual J++ 6.0では、ActiveXコントロールの作成やデータベースサポートの強化など、Webアプリケーションのための機能が強化されている。また、クラスライブラリ「Windows Foundation Classes」(WFC)によりWindowsのリソースをJavaアプリケーションから呼び出せるようになっている。

 なお、このようにJavaでWindows専用アプリケーションを開発する機能は、Windowsアプリケーション開発手法の幅を広げるものではあるが、一方Java環境として見るとJavaの互換性を失わせるものであり、Sun Microsystemsにより出荷差し止めの訴訟がなされている。

('98/9/3)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp