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■URL
http://www.motorola.com/semi/blackbird
http://mot-sps.com/press/html/PR980914A.html (発表資料)
http://www.mot.co.jp/SPD/html/ad/pre/blackbird.html (日本モトローラ発表資料)
Motorolaは14日、ネットワークコンピュータ、広帯域ルータ、デジタルホームシアターの機能を合わせ持った家庭用マルチメディアプラットフォーム技術を発表した。「Blackbird」と呼ばれるこのシステムは、インターネット接続、Java、MPEGデジタルビデオ、3Dグラフィック、広帯域ネットワーク通信などをサポート。同社では「家庭用テレビのマルチメディア環境を一新させるもの」としている。
Blackbirdは、PowerPCをベースにマルチプロトコル／マルチポートの通信機能を一つのボードに統合。セットトップボックスなどの形で、家庭に供給される。インターネットのほか、xDSL、ケーブルテレビ、衛星通信などをサポートし、IEEE1394 Firewireポートなどを搭載する。また、VM Lab社の開発したProjectXメディアプロセッサーも組み込み、表示機能を強化。3Dゲーム、MPEG2によるDVDなどが楽しめる。なお、これらのモジュールは個別にプログラムできるため、利用形態に応じて機能を変更・拡張することが可能だ。
Motorolaでは、Blackbirdのライセンスを家電メーカーに供与していくほか、ボードのOEM供給も行なう。また、同社自身もこのシステムを組み込んだ製品を開発し、ケーブルテレビ事業者などに販売する。今年の第4四半期に量産出荷が開始され、'99年第1四半期には製品が市場に出回る見込みだ。
('98/9/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]