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【業界動向】

CDMA携帯電話とPalmPilotが合体
QUALCOMM、CDMAデジタル携帯電話“pdQ”を発表

■URL
http://www.qualcomm.com/pdQ/
http://www.qualcomm.com/news/pr980921.html (発表資料)

 米QUALCOMM社は21日、3Com社の携帯情報端末用OS、Palm ComputingプラットフォームをベースにしたCDMA方式のデジタル携帯電話“pdQ”を発表した。Palm Computing用のアプリケーションが利用でき、これ1台でインターネットメールの送受信、Webブラウジング、アドレス管理などが行なえる。'98年第4四半期にマーケティングトライアルを行ない、'99年上半期にも発売する予定。

 今回発表されたのは、CDMAデジタル方式とアナログ方式の両通話方式に対応したpdQ800と、CDMAのみに対応したpdQ1900の2種。データ転送レートは最大14.4kbpsで、QUALCOMM社が新しく開発したメールソフト、ブラウザー、ショートメッセージサービス用管理ソフトをはじめ、12種類のアプリケーションが組み込まれる。サイズは157mm×67mm×35mm、重さは229gで、160×240ピクセルの液晶タッチスクリーンを備えている。上記ホームページで、QuickTime VRによる製品写真も公開中だ。

 QUALCOMM社では、すでにpdQ向けのAPIも開発、今後SDKもリリースするとしている。

('98/9/22)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp