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【業界動向】

富士通研究所、XML用のハイパーリンクエンジンを開発

■URL
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/flab/News/1998/Sep/980923.html
http://www.uniscope.co.jp/3_3conf_J.htm (SGML/XML Japan '98)
http://collie.fujitsu.com/hybrick (HyBrick)

 富士通研究所は、XML(eXtensible Markup Language)のハイパーリンク機能を処理するエンジンを開発したと発表した。

 XMLは、構造化された文書をWWW上で交換するためのデータフォーマット。XMLで「XLink/XPointer」と呼ばれるハイパーリンク機能には、従来のHTMLでのハイパーリンク機能に加え、ページから一部分だけ範囲を指定して引用できる機能やページの中身とリンクの情報を独立して管理できる機能などがある。今回開発されたエンジンによって、各種アプリケーションからXlinkの機能を利用することが可能になるとのこと。

 富士通研究所では、9月30日~10月2日に幕張で開催される「SGML/XML Japan '98」でこのエンジンを発表するほか、XLink/XPointer機能を内蔵したXMLブラウザー「HyBrick(v0.8)」を10月中旬に無料で配布する予定だ。

◎問い合わせ先
富士通研究所
パーソナルシステム研究所
TEL 078-934-8249

('98/9/28)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp