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【電子マネー】

インターネットキャッシュの国際流通に向けて検討開始

 インターネット上での電子マネー「インターネットキャッシュ」の実験を行なっているサイバービジネス協議会は、海外キャッシングなどに対応する「国際接続サービス」の実現に向けて検討に入ったと発表した。

 「国際接続サービス」は、インターネットキャッシュの利用者が、ICカードを国外に持ち出して国外で現地通貨へ交換することや、国外での利用などを可能にする。また、海外の仮想店舗が加盟店として参加し、その国の通貨建ての「インターネットキャッシュ」で商品購入ができるようにするもの。

 サイバービジネス協議会では、「国際接続タスクフォース」を設置し、技術面、法制面、運用面での検討を行なう。

 現在は関係者1万人で実験を進めている。来春からは一般も含めたSTEP2の実験サービスを開始する予定で、それに合わせて世界規模で利用できるようにしたい考え。

('98/9/30)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp