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ホワイトハウスと米議会は、15日合意した新年度（'98年10月～'99年9月）予算法案に、インターネットの商業用ポルノサイトなどに子供がアクセスできないような措置を取るよう義務づける子供オンライン保護法案を含めることを決めた。
米議会は'96年、インターネット上のわいせつ情報を禁じる通信品位法を可決したが、昨年6月に米最高裁が「同法は言論の自由を侵す」と違憲判決を下したため、新たな法案作りを目指していた。
通信品位法が政府や芸術関係も含めすべてのサイトで「子供・未成年者に有害な情報」を禁じたのに対し、今回の法案はポルノサイトなどに対し、アクセスする者に成人であることを証明させるよう義務づけている。
全米市民自由連合など人権団体は、新法案が「子供に有害な情報」との抽象的規定で、言論の自由を再び侵す恐れがあるとして、法廷闘争に持ち込む考えを明らかにした。
('98/10/16)
[Reported by masaka@impress.co.jp]