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【業界動向】

ソフトバンク、米Sonnet社と外為、送金取引関連の合弁会社を設立

■URL
http://www.softbank.co.jp/
http://www.sonnet-financial.com/

 ソフトバンク株式会社は米Sonnet Financial社と、インターネットで外国為替、送金取引の取次サービスを提供する会社「フォレックスバンク株式会社」を合弁で設立することに合意したと発表した。

 資本金は5億円で出資比率はソフトバンクが60%、Sonnet Financial社が40%。'99年第1四半期にサービスを開始する予定だ。また、業務展開にあたって、富士銀行など大手数行と業務提携をする方向で交渉中とのこと。

 Sonnet Financial社は、米国でインターネットを通じた外国為替、送金取引のサービスを提供している企業。新会社では、顧客から小口の外国為替、送金取引の申し込みを集約し、大口取引なみの低料金で取引を取り次ぐというサービスを日本国内でも提供する。当初は、主に法人を対象にサービスを提供するが、将来的には個人も対象とする予定だ。

 同社では、将来的に「Yahoo!JAPAN」の金融関連情報ページ「Yahoo! Finance」内に、インターネット上の証券取引会社「E*TRADE」や電子決済の「CyberCash」など同社グループ企業のサービスと共に新会社の外為、送金取引サービスを取り込み、インターネット上の金融サービスを拡充させる目論見だ。

('98/10/22)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp