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■URL
http://www.sec.gov/news/netfraud.htm
http://www.sec.gov/consumer/cyberfr.htm
SEC（米証券取引委員会）は28日、株式投資情報を提供する際に故意に間違った情報を流して詐欺行為を働いたとして、合計44件の訴えを個人や企業に対して起こした。問題となった株式投資情報サービスはインターネットで情報提供をしており、SECでは「インターネットで初めての証券詐欺事件」としている。
訴えられたのは「The Future Superstock」「Stockstowatch」「Princeton Research」「Investors Edge」など。これらのサービスは無料で購読できる電子メールのニュースレター、Webサイト、掲示板、無差別に送られる電子メール広告（スパム）などを利用して、故意に特定企業の情報を偽ったり、企業の宣伝をするために大量の株式を受け取っているのにそれを隠したりしていた。
この事件を受けて、SECでは投資家に注意を呼びかけ、インターネットにおける投資情報で有用な情報を得る一方で、どのように詐欺に遭うことを避けられるかについて説明したページを設けた。
('98/10/29)
[Reported by Taiga Aoki]