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【トラブル/ソフトウェア】

Netscape、Communicatorのキャッシュが残ってしまうバグを公表

■URL
http://home.netscape.com/products/security/resources/bugs/nocache.html

 Netscape Communications社は29日、ニュースサイト等で指摘されていたセキュリティ関連のバグを正式に認めた。これは「No-Cache Meta-Tag Bug」と呼ばれるもの。HTMLファイルの中でMetaタグによってno-cache(そのページをブラウザーはキャッシュしない)指定していても、Communicatorのメモリーキャッシュに残ってしまうという。これにより、複数人で同じマシンを共用している場合、別の人がWebから入力した情報が表示されてしまう可能性があるという。

 この問題の対象となるのはNetscape Communicatorの4.07と4.5。Netscapeでは、次のリリースで修正するという。対処法は、一人が使い終わった後、Communicatorを再起動するか、Communicatorから明示的にメモリーキャッシュをクリアすること。Netscapeでは、このバグに限らず、複数人で共用する場合はセキュリティの観点から、(Communicator 4.5に付属する「User Profile Manager」などを使って)ユーザーごとのプロファイルを作成して使い分けることを推奨している。

('98/10/30)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp