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【調査結果】

インターネットフィーバーのあとに残るのは
コンテンツ企業

 インターネットフィーバーが収まった時、生き残るのはどんな企業か――。そんな問いに対し、52%の企業幹部が「コンテンツ企業」と答えた。

 これは、BusinessWeekおよびPricewaterhouseCoopers主催の「1998 Global Convergence Summit」の中で行なわれた調査により明らかになった数字だ。その他では、25%が通信企業、16%がテクノロジー関係企業、7%がポータルサイトと回答したという。

 コンテンツ企業が生き残る理由をViacom社の会長兼CEO、Sumner Redstone氏は「インターネットは1つの流通システムに過ぎない。人々は流通システムを見るのではなくて、その上に載っているものを見るのだ」と語った。

 また、多くのコンテンツを抱えているTime Warner社の副会長、Ted Turner氏も「メディア業界がもっとも安全な場所だと思う。コンテンツを提供する方法はたくさんあるが、『風と共に去りぬ』も『カサブランカ』もたった1つしかない」と述べ、コンテンツの重要性を改めて強調した。

('98/11/2)

[Reported by Taiga Aoki]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp