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【業界動向】

'99年から新ブランド「Harmonix」でサービスを展開

英BT、都内に自前のインフラを構築し通信サービスを拡充

■URL
http://www.harmonix.btcs.co.jp/ (Harmonixホームページ12/1開設)
http://www.bt.com/ (英BT社)
http://www.btnis.co.jp/ (BT-NIS)
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/980724j603.html (郵政省)

会見 英国の大手通信会社BT(British Telecommunication)は、'99年より日本国内での通信事業サービスを拡充すると発表した。通信サービスは、BTと丸紅の合弁会社であるBTネットワーク情報サービス株式会社(BT-NIS)と5月に設立された新会社BTコミュニケーションズ・サービス株式会社(BTCS)による統一ブランド「Harmonix」の名称で提供される。

 BTCSは、'98年7月に第一種通信事業者として郵政省から認可を受けている。また、8月には「0075」「0076」のアクセス番号を取得することにより、国内で電気通信設備を敷設することが可能になったほか、国際音声サービスなどの提供が可能になった。同社は、従来から特別第2種通信事業者としてインターネット接続サービスを提供しているBT-NISを100%子会社化しており、その2社のサービスを統合して提供する通信サービスの統一ブランド名がHarmonixだ。

 Harmonixのサービス開始スケジュールは、'99年2月に企業向け国際ダイヤル通話サービス、国際専用線サービス、3月には0075番号による一般向け国際ダイヤル通話サービスなどの開始となっている。また、インターネット関連では、'99年前期にコンテンツサービス、'99年中期からは、統合メッセージングサービス、インターネット電話、後期にはEC関連のサービスを予定している。具体的なサービス内容、開始時期、価格体系等は現在未定だ。

 なお、BTCSは、'99年12月までに東京都心部(港区、新宿区、中央区、千代田区)に光ファイバー網を敷設すると発表しており、第一種通信事業者として自前のインフラを構築し、価格やサービス面で他社との差別化を図るとのこと。

('98/11/9)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp