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http://www.sitemetrics.com/newsreleases/nr_110598.htm
SiteMetrics社は5日、MicrosoftがWebサーバー市場のシェアを拡大しているとする調査結果を公表した。同社によると、Webサーバー市場の83%がApache、Microsoft、Netscapeの3つで占められており、シェアはそれぞれ36%、28%、19%。
今年2月の調査以降、サーバーを変更したサイトは17%で、そのうちApacheかNetscapeからMicrosoftに変更したサイトが1,140サイトあったという。また、1,130サイトが、Apache、Netscape、Microsoftのいずれかにサーバーを変更したと回答、その他のサーバーがシェアを落とす結果となった。
一方、利益が10億ドルを超える大企業だけを見ると、Netscapeが33%で依然としてトップを維持しており、大企業に売り込む同社の戦略は成功しているように見える。
サーバーを変える企業が多いことについて、調査を行なったSiteMetrics社の Glenda Anderson社長は「企業Webサイトの複雑性が増すにつれて、管理者がサーバーソフトウェアの選択を考え直さざるを得なくなってきている」と分析している。
('98/11/9)
[Reported by Taiga Aoki]