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【集中企画】

しし座流星群を見よう
11月18日未明、夜空にたくさんの流れ星が出現!

 流れ星に願いごとをかけるとかなうという話があるが、今年の秋はそんな人にとって特別な季節になりそうだ。11月17日から18日にかけて、雨のように降りそそぐ流れ星が見られるかもしれないのだ。
 流れ星は、小さな砂粒が地球の大気に突入して輝くもので、彗星の尾の残骸が地球に降り注ぐと大量に出現する。今年は、33年ぶりにやってきた彗星の影響で、しし座付近に大量の流れ星が出現すると予想されている。一説によると、その数は1時間に100個以上! 一生に一度あるかないかというこのチャンスに、これを見ない手はない。今回は、この流星群に関するサイトを集めてみた。願いごとをたくさん用意して待つべし。

◎2001年の「しし座流星群」についてはこちらをぞうぞ→「今年が本命!?『しし座流星群』を見よう!」

●しし座流星群とは


国立天文台 しし座流星群について
http://www.nao.ac.jp/pio/leo/index.html
 天文情報を公開している国立天文台のしし座流星群に関する広報ページ。流星群についての概要説明、今年の流星出現状況の予想など。公共天文台や博物館などでのイベント情報も随時更新されている。

ザ・ナインプラネッツ 流星と隕石
http://www.edu.ipa.go.jp/mirrors/togane-ghs/TNPJP/nineplanets/meteorites.html
 そもそも流星とはなんだろうか? 星が降ってきたら、空が暗くなってしまうのではないだろうか? そんな疑問を持つ方が、流星や隕石に関する基礎知識を得ることができるページ。

AstroArts しし座流星群
http://www.astroarts.co.jp/special/leopage/index-j.html
 天文雑誌「SKY WATCHER」の編集などを手がけるアストロアーツによる流星群の特集。流星群の基礎知識や出現予報など、幅広い情報が公開されている。流星の出現予想が入った星空の図がわかりやすい。

東京近郊地区流星観測者会
http://www.plaza.across.or.jp/~suzukima/index.html
 東京近郊在住者による流星観測や研究、普及活動の会。「しし座流星群百科事典」を発行したり、初心者向けのオリエンテーションを全国各地で開催している。

Gamma Leonids(吉田誠一のホームページ)
http://www.info.waseda.ac.jp/muraoka/members/seiichi/meteor/11A.Leo/Leo-j.html
 しし座流星群の発生の傾向が書かれている。ここにまとめられた902年からの観測記録の一覧から、33年おきに大発生しているということがわかる。

●流星群の観測ガイド

横浜こども科学館 しし座流星群ガイド
http://www.city.yokohama.jp/yhspot/ysc/leonid.html
 世界中の天文の最新情報を日本語に翻訳してわかりやすく解説している。ここではしし座流星群の発生原因や、観測したい場合はどのようにすればいいかといったことについて初心者にも役立つ解説がある。

厚木市子ども科学館 しし座流星群
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/useful/shisetsu/acsc/meteor/leo_meteor.html
 流星群はどのあたりから発生するのかなど、初心者にもわかりやすい具体的な観察方法などがまとめられている。

星見の場所FAQ(Shiva's Homepage)
http://www.yk.rim.or.jp/~shiva/faq/
 流星が大量に発生しても、都会では街灯などのために空が明るすぎて星が見えない。そこで、人里離れた場所で星空を観測するためのおすすめの場所を紹介している。

NAPIC流星特集
http://users.eolas-net.ne.jp/napic/stella/shower.htm
 今年は流星の当たり年とも言われており、その中でもしし座流星群は特に大発生が期待されている。ここでは、1833年の大発生時の木版画が見られる。

星空の連帯(渡部義弥のFun! Science)
http://member.nifty.ne.jp/science/hosiren/index.html
 月に1度、全国一斉に同じ星を観察しているプロジェクト。大阪市立科学館でプラネタリウムの投影を行なっている渡部さんが作成した観測ガイドを元に、指定の時刻に星を見るだけで参加できる。もちろん、しし座流星群の観察ガイドも用意。

ほしくず★くらぶ 1998年の流星群ガイド
http://www.hamajima.co.jp/sd/1998/ryusei/index.html
 1998年は流星群の当たり年とされているそうで、それぞれの流星群について出現時期や位置が書かれており、観測の方法やデータを記録する場合の注意などがまとめられている。

流星群を見てみよう(ジオ・クリエイションのホームページ)
http://www.infonia.ne.jp/~geo/tenm3.htm
 望遠鏡を使わずに、カメラと三脚だけを利用して流星群の写真を撮影する方法が紹介されている。シャッターを開き続けることができるカメラならば、簡単に撮影できるらしい。

●流星群をネット中継

LIVE! LEONIDS 98
http://leonids.net/live/
 17日の午後11時から18日午前5時ごろまで、和歌山県美里町と新潟県八海山の2地点からRealPlayer向けにライブ中継。ハイライトシーンの再放送や、VOD方式による再放送も後日行なう。

WNN-U インターネット観望会-しし座流星群
http://www.wnn.or.jp/wnn-u/library/kanbou/sisiza.html
 鳥取県の佐治天文台との協力で、出現のピークと予想されている17日から18日にかけて、インターネットで星空を生中継する。「SoftwareVision」が必要。

吾川村からの天の川中継
http://www.media-i.com/www/Milkyway/index-j.html
 高知県吾川村に設置したCCDカメラで11月13日から12月13日まで天の川をライブ中継。期間中に、しし座流星群の最盛期があるので、多数の流星が映し出されるはずだ。

スペースフォーラム しし座流星群特集
http://www.nifty.ne.jp/forum/fspace/special/index.htm
 ニフティサーブのスペースフォーラムによるしし座流星群特集ページ。17日夜から18日の早朝にかけて、山梨県の八ヶ岳山麓から中継。60秒に1度、画像を更新する。

●その他

The Star Songs(sensorium)
http://www.sensorium.org/starplace/sstop-j.html
 地球がしし座流星群に突入するまでの距離をカウントダウンしている。11月10日午後6時の時点で、あと1,667万9,304kmだそうだ。秒速30kmほどで進んでいる地球のスピードを、刻々と減っていく数字で実感できる。

しし座流星群・全国高校生同時観測計画
http://www.leonids.net/
 全国の高校生に、しし座流星群を観測してもらおうという計画。参加資格は高校、高専のクラブ、サークルに限られている。11月8日現在、38都道府県の174団体が参加。

環境庁 グリーン・ライティング・キャンペーン
http://www.eic.or.jp/kisha/199810/46242.html
 11月16日から20日までの間「光害対策ガイドライン」の普及啓発を目的として対策を講じたり、屋外照明の消灯を呼び掛ける。しし座流星群の時期を選んで活動を行なうようだ。

光害防止週間@しし座流星群(光害防止委員会)
http://www.cnet-mie.ne.jp/astro/kougai/kikaku1.html
 いくら流星の数が多くても、周囲にネオンや街灯などの照明があっては見ることができない。せめて流星群の最盛期だけでも無駄な照明を消し、星空を楽しもうという運動を行なっている。

Leonids Meteor Shower Links(T_Tatekawa's Page)
http://www.asahi-net.or.jp/~ww4t-ttkw/astrolink/meteor.html
 しし座流星群に関するサイトへのリンク集。各地の博物館での観望会情報など、この企画で紹介した以外にも、多数の国内・国外サイトへのリンクが用意されている。

('98/11/11)

[Reported by tatekawa@planet.club.or.jp / nagasawa@impress.co.jp / shigeko@sugamo.linc.or.jp]


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