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http://www.nielsenmedia.com/news/HHtuning.html
Nielsen Media Researchは11日、インターネットの普及が直接テレビの利用時間の減少に繋がるとは限らないとするレポートを発表した。
同レポートは過去の利用時間調査をもとに、'97年10月と'98年4月の両方の時点においてインターネットを利用していないグループ(A)、両方の時点でインターネットを利用しているグループ(B)、'97年10月の時点ではインターネットを利用していないが、'98年4月の時点では利用しているグループ(C)の3つに分類し、それぞれを比較したもの。
調査期間中にテレビをつけていた時間は、グループAが31%なのに対し、グループBとグループCは26%だったという。Nielsenでは、グループBとグループCに差がないところに着目。インターネットを利用する人たちは、元々テレビの利用時間が少ないとする見方を示した。
同社では、さらなる追跡調査が必要としている。
('98/11/12)
[Reported by yuno@impress.co.jp]