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【新製品/サービス】

「WebTV Plus」が12月国内スタート
松下が専用端末を発売

■URL
http://webtv.co.jp/
http://www.panasonic.co.jp/

TU-WE100  松下電器産業株式会社は12日、ウェブ・ティービー・ネットワークス株式会社が提供するインターネットサービス用のセットトップボックスを12月1日より発売すると発表した。この端末は、同じく12月1日よりスタートする新サービス「WebTV Plus」用のもの。価格は55,000円(税別)。

 従来のWebTVのサービスと比較すると、WebTV Plusはテレビ番組との融合を一歩進めた形になっている。「EPG(Electronic Programming Guide)」と呼ばれる番組ガイドの参照や、「TVクロスオーバーリンク」と呼ばれる番組の中にURLを埋め込み、インタラクティブ性を高める工夫がなされている。「ピクチャー・イン・ピクチャー(WebPIP)」なる機能も搭載されており、チャットを楽しみながらテレビ番組を見ることもできる。

番組ガイド  スイッチを入れて最初に現われる「TVホーム」では、CSのセットトップボックスと同様に複数のチャンネルを同時に一画面に表示したりすることが可能。従来のものは、スイッチを入れると必ずダイヤルアップが始まったが、WebTV Plusではインターネットへのアクセスが必要でない限りはオフラインで稼動する。番組ガイドは1週間分のデータを端末側で保存しておくことが可能なので、事あるごとにダイヤルアップして、電話料金を気にするということも避けられる。

 なお、番組ガイドについては、サービス開始当初は関東や関西など主要都市のものが用意されており、他の地域についても随時対応していく。将来的には、松下製のビデオデッキと連動し、簡単なリモコン操作で録画予約もできるようになるという。また、TVクロスオーバーリンク機能については、対応の番組が来年中にも登場する見込みだ。

 WebTV Plusの利用料金は、1ヵ月15時間まで2,000円、以降は1分5円の従量制(消費税、電話料金は別)。これまでと同じく好きなプロバイダーを選択し、月額固定1,000円で使えるOpenISPサービスも利用可能。また、従来の端末の利用者は、新しい端末を購入し、ユーザー登録する際に自分のアカウントを入力すれば、電子メールなどの過去のデータをそのまま引き継ぐことができる。

('98/11/12)

[Reported by yuno@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp