■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/1998/d7announce.html
米Macromedia社は、Shockwaveの新バージョン「Shockwave 7」を発表した。ただし、現在まだ公開されていない。また、同社はマルチメディアオーサリングツールの新製品「Director 7 Shockwave Internet Studio」を12月に発表すると発表した。
MacromediaによるとShockwave 7は、OSのシステムレベルのコンポーネントとなり、起動の速さや安定性など全体的なパフォーマンスの向上が図られたとのこと。また、WWWブラウザーを最新のものに替えても改めてShockwaveをダウンロードしなくてもよいという。ほかには、オートアップデート機能が追加されたことにより、ユーザーは、特に意識することなく常に最新のバージョンを利用することができるとのこと。なお、Shockwave 7の発表に伴い、最新版を自動的にインストールできるJavaScript「Smart Shockwave」(本誌'98年1月22日号参照)の開発は中止された。
Director 7 Shockwave Internet Studioは、Javaへの書き出しなど従来の機能にXMLのサポートやHTTPSトランザクションのサポートなどが加えられたほか、WWW用グラフィック作成ツール「Macromedia Fireworks」が含まれるなど、インターネット上でのコンテンツ配布向けの機能が拡充された。Windows 95/98/NT、Mac OS7.6.1以上に対応しており、北米では価格999ドルで12月に販売開始される予定。なお、マクロメディア株式会社によると、日本語版については米国発売から90日以内には発売する予定とのこと。
('98/11/17)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH / akaike@tym.fitweb.or.jp]