■URL
http://www.real.com/g2/index.html
RealNetworks社は23日、「RealPlayer G2」など、RealSystem G2の製品群を正式にリリースした。
RealPlayer G2については、Excite社との提携により、「Audio/Video Search」と呼ばれる機能が新たに組み込まれた。Player内のフォームにキーワードを入力すると、ブラウザーが立ち上がり、対応のコンテンツが一覧表示される。
また、このバージョンから、QSound Labs社による3D音響ソフト「iQfx」の組み込みが可能となった。有償で提供されるRealPlayer向けのアドインとしては最初のもの。価格は29.95ドルで、RealNetworks社のサイトで購入できる。
なお、現在公開されているのはWindows版のみで、同社のサイトから無償でダウンロードできる。イコライザー等が付いた「RealPlayer G2 Plus」も29.99ドルでオンライン販売されている。Macintosh版については、年内にPreview版が公開される見込み。また、日本語版についても、年内にリリースされる予定となっている。
SureStreamやSMILなど、最新のテクノロジーが搭載されたRealSystem G2だが、コンテンツを作成するツールも新しくなっている。従来は同社から「RealEncoder」と「RealPublisher」の2つのツールが提供されていたが、今回「RealProducer」と呼ばれるツールに統合された。このツールも現在はWindows版のみで、無償で同社のサイトからダウンロードできるようになっている。Macintosh版、UNIX版については'99年第1四半期中のリリースが予定されている。日本語版については、次期バージョンからの対応となる見込み。
また、有償の「RealProducer Plus」も提供されている。無償版ではSureStream機能における帯域幅の設定が2つまでしかできないが、Plusではその制限がない。また、複数の入力デバイスを繋げ、複数のセッションを同時にエンコードすることも可能。QuickTimeファイルやMPEGファイルからの変換もできる。価格は89.95ドルで、同社のサイトで販売されている。
('98/11/24)
[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]