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http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/981125-1.html
シャープ株式会社は、WWWや電子メールができる携帯端末「“コミュニケーションパル”MT-200」を12月4日発売すると発表した。価格は、38,800円。
端末は、320×240ドットのモノクロ16階調液晶とキーボードの一体型。大きさは、幅160mm×奥行90mm×高さ26mm。単3形アルカリ乾電池2本で、連続表示約80時間、連続通信約16時間使用できる。携帯電話の接続ケーブルも本体に付属しており、各社の携帯電話とつないで電子メールやインターネットが手軽に楽しめる。
電源を入れると、メールを「作る」、「送る」、などのインデックスがアイコンで表示され、キーボードまたはペンで画面にタッチして操作する。インターネットの接続設定は、ニフティやSo-netなどプロバイダー14社については、質問に答えていけば簡単に設定できるようになっているほか、手動でも設定できる。10円メールにも対応している。
WWWブラウザーは、HTML3.2、Cookieに対応。縮小表示機能を備え、640×480ピクセル相当の表示ができる。受信できるメール1件あたりのサイズは最大約32,000文字(約64Kバイト)。受信したメールは、宛て先や件名などの条件によって、フォルダごとに自動振り分けもできる。メールなどのデータ保存は、本体メモリーのユーザーエリア約1.45MBの範囲内。光通信(IrDA、ASK、IrTran-P)に対応しており、MT-200ユーザー同士やザウルスとのデータ交換などもできる。
アドレス帳やスケジュール機能などもあり、ポケットボードでは物足りなくなっているユーザーにはピッタリの端末だろう。
('98/11/25)
[Reported by junko@impress.co.jp]