■URL
http://www.idsa.com/
米国のコンピュータゲームに関する業界団体Interactive Digital Software Association(IDSA)は30日、インターネットを利用した個人情報収集の自主規制を行なっていくと発表した。同団体には、Nintendo of America、Sega of America、Sony Computer Entertainment Americaなどが加入している。
インターネットの普及によりネットワーク対戦ゲームが急速に広まる一方、デモ版の配布やユーザー登録、アップデートなど、メーカーとユーザーの関係もインターネットの利用を通して、より親密なものとなってきた。その際にやり取りされる個人情報を保護しようというのが、今回の自主規制の内容だ。
米国では、オンラインで13歳未満の子供から個人情報を取得する際、保護者の許諾を得ることが義務づけられているが、同団体のガイドラインでは、この対象年齢が18歳まで引き上げられている。このほか、ユーザー自身による照会や修正を可能にするなど、手続きの面でも細かく規定されている。
なお、この自主規制は'99年2月28日より実施に移される予定となっている。
('98/12/1)
[Reported by yuno@impress.co.jp]