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■URL
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9812/1209.html
http://www.tcn-catv.co.jp/ (東京ケーブルネットワーク)
株式会社日立製作所は、株式会社日立マイクロソフトウェア、東京ケーブルネットワーク株式会社と共同で、CATV網を使ったインターネット接続で「従量課金」を可能にする「CATVインターネット課金システム」を開発した。日立では、12月10日からCATV事業者を対象に販売を開始する。価格は、標準管理世帯数1万人規模のモデルで450万円から。
このシステムの最大の特長は、時間またはトラフィックによる従量課金が可能な点。既存のシステムと連動させて、インターネット利用料を放送サービスの利用料と合算して請求することも可能とのこと。また、システムとしては、サービス設定機能やケーブルモデム、IPアドレスの一元管理機能のほか、付加サービスとしてメールサービス、サーバーレンタルサービスなどにも対応している。同社では、、既存の放送系加入者管理システムを改造する場合に比べ、低コストでシステムの構築ができるとしている。
なお、すでに同システムを導入している東京ケーブルネットワーク社(サービスエリア：文京区、荒川区、千代田区)では、システム的にすぐにでも従量課金を採用できる体制にはなったが、「時間的な課金」か「トラフィックに対する課金」にするか方向性が定まっていないため従量制課金の採用時期については保留中とのこと。現在はケーブルモデムリース料を含めて月額5,300円の定額制でサービスを提供している。
◎問い合わせ先
システム事業部 CATVシステム部
TEL 03-3258-1111
('98/12/9)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]