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http://www.jup.com/jupiter/press/releases/1998/1208a.html
Jupiter Communicationsは8日、オンラインユーザーの半数が検索サイトで、40%はニュースサイトで、それぞれニュースを見ているという調査結果を発表した。
同社によれば、オンラインユーザーは、ヘッドラインや速報を見る手段としてWebにますます引きつけられているという。ニュースを得る手段としては、テレビが依然として高い割合(40%弱)を占めているものの、12%はインターネットを利用しており、9%のラジオ、2%の新聞を引き離している。
また、オンラインニュースの特徴について、同社のMark Mooradian氏は「ユーザーはオンラインニュースをごくわずかな時間、通常は10分以内で読んでおり、ヘッドラインを主に表示している検索サイトやニュースサイトを選んでいるという事実は、多くのユーザーがオンラインニュースを深い分析を読むためではなく、ヘッドラインを素早く見たり、速報を見たりするために選んでいることを示している」と述べている。
また、ユーザーが直接サーチエンジンなどでニュースを探すようになったことから、一般的な読者がAPやBloomberg、Reutersのようなニュース配信会社にも、より親しむようになっているという傾向も明らかにされている。
('98/12/9)
[Reported by Taiga Aoki / Hiroyuki Et-OH]