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調査会社Dataquestは最新の調査結果を発表し、今年の年末商戦におけるオンラインショッピングは大盛況で、総売上高は23億5000万ドルにも達するだろうと予測した。
同社のアナリストたちによれば、インターネットを使えば時間も費用も節約でき、たくさんの種類の商品を一ヶ所で見られるということに消費者が気付いたことが売り上げを伸ばしている要因だという。また、セキュリティーの問題はもはや買い物客にとってあまり大きな心配事ではなくなってきている。
同社のアナリストの一人、Allen Weiner氏は、こうしたオンラインショッピングの需要を引き出した模範的なショッピングモールとしてYahoo!を挙げた。「Yahoo!は巨大な商品分類と一ヶ所にまとめられたレジを提供しており、これは消費者の食指を動かすポータルサイトの一つと言えよう」と彼は述べた。
さらに今年は商品を探したり、値段を比較したりして消費者のオンラインショッピングを手助けする「Shopping Bot」の元年だった。現状では様々な問題はあるものの「将来的にはこうしたロボットはもっと頑強な物になるとはっきり言うことが出来る」との見通しを示した。
('98/12/11)
[Reported by Taiga Aoki]