本誌10月14日号で紹介した、インターネットなどに絡むトラブルに関する、無料電話相談「マルチメディア・インターネットトラブル110番」の結果が発表された。

　事前の電子メールによる相談は23件、当日の電話による相談は56件、電話とメールとの両方では8件の相談があったという。相談数は前回の3倍以上で、トラブルはかなりの勢いで増加していると見られる。

　相談の内訳を見ると、「身に覚えのないカード請求をされる」という相談が15件と目立って多い。このほかにも、「解約したのにカードの請求が続く」など、クレジットカード関係の請求についての相談が多いという。

　また、SOHOをうたい文句にしたマルチ商法の相談も深刻で、第二東京弁護士会では、この110番の相談を担当した弁護士10名が集まり、「インターネット消費者被害対策弁護団」を発足した。現在、12名の依頼を受けて、契約解約に向けて交渉に着手したところという。

◎問い合わせ先
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('98/12/14)

[Reported by junko@impress.co.jp]