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DDIと日本移動通信（IDO）は15日、2001年に始まる次世代携帯電話事業に共同で参入する方針を表明した。次世代携帯電話事業には既にNTT移動通信網（NTTドコモ）、日本テレコムと日産自動車の2グループが参入意向を示しており、主要通信会社では3グループ目の参入表明となる。
DDIは傘下のセルラー各社が、新しいタイプで音質が良く、データ通信も高速な携帯電話「cdmaOne（シーディーエムエー・ワン）」サービスを今夏から開始し、来春からはIDOも加えて全国展開する予定。次世代携帯電話はその次の事業展開となる。
次世代携帯電話システムは、国際電気通信連合（ITU）が統一規格を検討中で、DDIとIDOはこの規格に準じる形でcdmaOneを拡張した方式により、2001年度をめどに事業化する考えだ。
次世代携帯電話は、伝送スピードが格段に速く音質に優れるほか、テレビ並みの画像送受信ができるなど映像を中心とした将来の移動端末（モバイル機器）の有力システムになるとみられ、2010年ごろには数十兆円の有望市場に成長するとの予測もある。
('98/12/15)
[Reported by masaka@impress.co.jp]