■URL
http://address.yahoo.com/
米Yahoo!は15日、Webベースのアドレス帳サービス「Yahoo! Address Book」を開始した。利用は無料で、Webを閲覧できる環境であれば、場所やマシンを問わずどこからでも利用できるのが特徴だ。
Yahoo! Address Bookを利用するには、まずYahoo!サービスへの登録が必要となる。Yahoo! Calenderなど他のサービスですでに登録済みのユーザーは、そのIDで利用可能だ。上記のURLにアクセスし、Yahoo! IDとパスワードを入力すれば、自分に用意されたアドレス帳がWeb上に表示される。
データベースには、名前、メールアドレス、会社および自宅の住所、電話番号など30以上のフィールドのほか、ユーザーの好きな項目を指定できるフィールドも4つ用意されている。データの入力については、1件ずつ手動で入力する以外に、Yahoo! People SerchやYahoo! Yellow Pagesに登録されているデータをそのまま読み込むことが可能。また、CSVデータなどからのインポートやエクスポートにも対応している。
通常は、これらのデータの中から、名前や電話番号、メールアドレスなどの主な項目を一覧表にしたものがページに表示されており、氏名をクリックすることで、その人の詳細な情報が閲覧できるようになっている。名前、会社名、メールアドレスでのソートがかけられるほか、プライベート、仕事などあらかじめ設定したカテゴリー別に表示することも可能だ。メールアドレスをクリックすれば、Yahoo! Mailまたは一般のメールソフトが起動できる。また、チェックボックスで指定することにより、何人かまとめてメールすることも可能だ。さらに、住所を登録してある人の欄にはYahoo! Mapsへのリンクが表示されるので、クリック一つでその場所の地図が表示できる。
編集部で実際に使用してみた限りでは、日本語でも特に問題なく利用できるようだ。ただし、Yahoo! Mapsでは日本をカバーしていないらしく、残念ながら国内の地図を表示することはできなかった。
('98/12/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]