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インターネットキャッシュ事務局は16日、バーチャルモール上にチャリティショップ「ジムの寄付の店」を開設した。電子マネー「インターネットキャッシュ」で買い物をすることで、支払い額分を世界自然保護基金日本委員会（WWF Japan）または日本ユニセフ協会に寄付できる。
ジムの寄付の店では18日現在、1枚50～200円の画像データを販売している。アフリカの野生動物の写真「地球の仲間シリーズ」と、童画作家・加藤玲子さんのイラスト作品「Pure Heartシリーズ」の2種類が用意されており、地球の仲間シリーズではWWF Japanへ、Pure Heartシリーズでは日本ユニセフ協会へ、それぞれ売り上げ金の全額が寄付される。今後「宇宙（そら）の詩シリーズ」も追加されるほか、さまざまな商品の取り扱いも検討するとしている。
インターネットキャッシュは、郵政省の外郭団体であるサイバービジネス協議会が東海銀行、大和銀行などとともに推進している電子マネーシステムで、インターネット上で現金と同じようにやりとりできるのが特徴。主に、インターネットからダウンロードできるデジタルコンテンツを販売している。参加企業の社員1,000人を対象に9月よりサービスを提供しており、'99年4月には利用者を一般からも募集、1万人規模でのサービスを開始する予定。
('98/12/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]