|
|
株式会社コラボは、スタンプや画像を張り付けられるメールソフト「PinkRabbit」のMacintosh版β版を公開した。WWW上でユーザー登録をするとダウンロードできる。
「PinkRabbit」は、通常の手紙やはがきを送る感覚で、好きな柄の便せんにスタンプを押したり、可愛い切手を貼った手紙を送ることができるソフト。相手も同様に「PinkRabbit」を利用している必要がある。
ソフトウェア本体と便せん、スタンプ、切手、封筒などのアイテムで構成されており、簡単に便せんなどのアイテムが追加ができる。すでにWindows版が先行してリリースされているが、インターフェイスは同じで、機能も変わらない。
アイテムはMacintoshもWindowsも共通で利用できるため、種類は豊富。現在は、Macintosh版のリリース記念として、イラストレーター「るじるし」さんのオリジナルポストカードや「まつむらまきお」さんのレターセットがダウンロードできる。
好きな便せんにペタペタスタンプをはったり、文字に色をつけたり、オリジナルのスタンプや切手を貼って送るのは、ちょっと小さい頃に戻った感覚で楽しい。
また、1対1でキーボードを使った会話ができるTALK（トーク）機能もある。「TALK画面」の中では、文字のほか、同じウインドウ内にペイントツールを使って絵を書くことも可能。WindowsとMacintoshでの会話も問題なく、社内（LAN上）でテストしたところではほぼリアルタイムで動作した。多少の遅れはあるが気にならない程度。
しかし、操作は少々わかりにくい。例えば、ウインドウを閉じる時、Command+Wなどの通常の方法ではなく、その機能を呼び出したボタンを再度クリックして閉じるといった具合だ。
なお、他のメールソフトで受信した場合、文章以外の情報は添付ファイルとして送信される。通常のメールソフトとは別のメールアドレスを用意して楽しむのがよさそうだ。正規版へのアップデートの開始日時・方法については、ホームページでアナウンスするとのこと。
('98/12/22)
[Reported by junko@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH /勤苦今愚]