■URL
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9812/1221a.html
日立製作所、NEC、古河電気工業、住友電気工業の4社は21日、次世代の超高速インターネット技術を共同開発することで合意したと発表した。同日、4社と東京工業大学、京都大学、米ミシガン大学など8校の研究者をメンバーとして「Real Internet Consortium」を設立、広く賛同者を募りながら共同プロジェクトを推進していく。
共同プロジェクトでは、QoS(Quality of Service)を保証するルーティングプロトコルや大規模な映像配信向けのマルチキャストプロトコルの開発を進める。新プロトコルは、IETFなどの標準化団体などへも提案し、グローバルスタンダードを目指す。また、新プロトコルを採用することで現行ルータの100倍から1,000倍に相当するテラビット級、ペタビット級の処理が可能になるバックボーンシステムの試作品も'99年度中に開発するとしている。
('98/12/22)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]