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所「詮」お前は謀「叛」人、「賭」博の腕も「疼」くだろうと「煽」られて、「迂」闊にも勝負に出たら、配「牌」悪く「僅」かな「儲」けも吐き出した。強気が「祟」ったと「歎」き、「狡」いぞ、もしや「騙」されたかと「訝」しんでも遅い。今「迄」は自信に「溢」れ酒食に「溺」れる毎日だったが、そんな日も「蜃」気楼、身から出た「錆」と、全財産を「鞄」に入れて「遁」走した。それからは「巷」で地べたを「這」うような裏道暮らしを「辿」る毎日だったけれど、お前と「逢」って「瀕」死のところで「甦」った。軽「蔑」される「屑」のよう人生だったが、お釈「迦」様にしたがい、敬「虔」に生きよう。 |
[追加]……「辻」「楢」など、本文に挙げた33字についても、変更後の例示字体の画像を用意しました(2004/4/6) |
例えば変更された例示字体の中で言えば、多くの姓を作る「辻」「楢」「樋」「榊」、地名では祇園の「祇」、小樽の「樽」、葛城・葛飾の「葛」、茨城・茨木の「茨」、中国史に多く名を残す「鄭」、料理関係では味噌の「噌」の他にも「箸」「庖」「秤」「鰯」「鱒」「蛸」「蟹」「橙」、あるいは動物方面の「牙」「咬」「餌」「兎」「豹」、印刷・組版に不可欠の「摺」「揃」、暖かくなると気になる「蠅」、週刊誌ではメシの種の「謎」「淫」「噂」、3時のおやつに「煎」「餅」、あるいは「飴」と「鞭」といったように、いくらでも例を挙げられる。 |
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