アンケート回答

回答者プロフィール

氏名 伊藤護
年齢 41歳
性別
所属組織 小学館ドラネット編集部
肩書き 編集長
具体的なお仕事の内容 CD-ROMやウェブの学習システム

 

●質問1 あなたが新JIS文字コードで新しく入った文字を見て、ご自分の仕事で必要な文字はありましたか?

1.Yes

●質問2 前項で1と答えた方にお聞きします。その文字の符合位置(“面区点”欄の数字)と、その用途をお答えください。いくつ挙げて下さっても結構です。

漢字のところで多数。当社の漢字CD-ROM『漢字1945完全読みこなしクラブ』でオリジナルにフォントをつくっているものと、かなりダブっている。

●質問3 この文字があれば、自分の仕事に新JIS文字コードをつかえたのに、という文字はありますか?

1.Yes

●質問4 前項で1と答えた方にお聞きします。その文字は、どんなものですか? 用途とともにお教えください。いくつ挙げて下さっても結構です。なお、文字を挙げる際には、それが使われている具体的な印刷資料かそのコピー、そしてその印刷物名、著者、発行者、発行年月日等の“身元”を第三者が確認できるデータを添えてくださるようお願いいたします。

辞典(CD-ROM)を添えます。「字源」「音記号」「意味記号」のところです。 1.『漢字1945完全読みこなしクラブ』 2.『常用漢字ミラクルマスター辞典』1998年 小学館 加納喜光編

●質問5 前項で文字を挙げて下さった方にお聞きします。今回の新しいJIS文字コードでは、審議資料を公開して、それについての意見、漏れている文字を募集する『公開レビュー』を実施しました。あなたはこの公開レビューをご存知でしたか。

2.No

●質問6 以上ご回答いただいたことの他に、新しいJIS文字コードについて思ったこと、感じたこと、望むことなどがあればどうぞ。

1. もっともっとはやくやってもらいたかった。時すでに遅しという感じです。制作途中で何度もJISコードの話になり、「使えない」ということになったことを思い出します。昔話ですが……。現実的に困っているのは、人名、地名、歴史用語ではないでしょうか。

2. しかしまだまだ足りません。当社では新たに800以上の作字をして上記のアイテムをつくりました。そうしないと「漢字」を体系的に学べないと思ったからです。

3. したがって、諸説あると思うのですが、制限せずにできるだけたくさんのものを入れていくのが本来の姿だと思います。5万字といわれる漢字すべてをのせられないとは思いますが。