**************** 新企画!「ウォッチャーのイチオシサイト紹介!」*************
 今回が第2回目の新企画「ウォッチャーのイチオシサイト紹介!」。このコーナー
では、日頃、最新ソフト情報から面白サイト情報まで、世界中のありとあらゆるイン
ターネット関連ニュースから新鮮な情報を発見して編集部に教えてくれているネット
サーフィンの達人「ウォッチャー」の方々が、その鋭い視点で選んだお薦めのサイト
を紹介します。
 今一番「旬」なサイトから、各ウォッチャーの趣味が滲み出るサイトまで、幅広い
ジャンルを紹介していく予定です。どうぞお楽しみに!
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第2回レポーター: Oliver 氏

心を豊かに - 名曲を聞きながらネットサーフィン
http://www.prs.net/midi.html (THE CLASSICAL MIDI ARCHIVES)
http://www.liveupdate.com/crescendo.html (Crescendo MIDI Plugin)
http://www.yamaha.co.jp/xg/S/S.html (Yamaha SoftMIDI Plugin)

 皆さんはどのような環境でネットサーフィンを楽しんでいるのだろうか?会社で昼
休みに(もちろん仕事中にしてませんよね!)楽しむ方もいると思われるがほとんど
が自宅でネットを滑っているものと思う。しかし自宅というのは大家族ででもない限
り静かな物だ。
 パソコンのファンの音しかしない空間でネットサーフィンしているなんて事になっ
てはいないか?私はネットにダイアルアップしたらまず最初にその日の気分にあった
クラシックMIDIファイルをダウンロードしてくる。
 THE CLASSICAL MIDI ARCHIVESには有名無名をとわず世界中の作曲家の曲が無数に
集まっている。作曲家名順に並んでいるのですでに希望の曲があるならば見つけるの
は簡単だ。曲名を知らなかったら適当にお勧めマークのついている作品をダウンすれ
ばハズレに当たる可能性は低い。ファイルは非常によく吟味してあり、このような巨
大なコレクションはインターネット広しといえどもそうはない。クラシックアレルギ
ーな人以外は趣味にあった曲を見つける公算が高い。
 曲を選ぶと、ネットスケープ3.0bのスタンダード版を使用しているならば自動的に
プラグインが演奏してくれるはずだ。たとえバージョン2を使用していてもCrescendo
プラグインをインストールすれば同等の機能が得られる。万が一インターネットエク
スプローラーを使用しているならばウィンドウズ付属のメディアプレーヤーを使うの
が一般的な方法だ。無理にネットスケープに変える必要はない。
 MIDIファイルを聞くには普通のサウンドカードでもOKだが、できればウェーブテー
ブル対応のサウンドカードをお勧めする。その差は大きく是非一度実際に自分の耳で
聞いてみるべきだ。しかしたとえ普通のサウンドカードしかもっていなくても悲観す
る必要はない。最近インターネットウォッチでも伝えたとおり、ソフトウェアでウエ
ーブテーブルをエミュレートするソフトウェアシンセサイザーがヤマハやローランド
から登場している。これらは高速なCPUを必要とするが、まじめにパソコンで音楽を聞
くならばなくてはならないソフトだ。
 環境をすべてととのえたならば、音楽を聞きながら優雅なネットサーフィンを楽し
もう。電話代や時間のプレッシャーもきっと軽減されるはずだ。
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(96年6月26日)