============================================================================ ●特集 物想う秋には、美術サイトでこころ豊かに ============================================================================ 月並みだが、秋といえば「芸術の秋」という訳で今回の特集のテーマは「アート」。 ただし、アートといってもその裾野は広く、どうかすると民芸品やアクセサリなんか もアートの範疇に入ってしまう。それらを闇雲に紹介してもまとまりがなくなるので、 今回は、文芸や書、陶芸や写真、音楽などは割愛させていただき、絵を中心に紹介す る。 ●おすすめの美術サイト ---------------------------------------------------------------------------- まずは、やはり編集部の独断によるおすすめのサイトを見ていただきたい。美術関連 のサイトは数多いが、ここまで気合の入ったところは数少ないのではなかろうか。 ■6万点の作品を見ることができる美術品のデータベース http://www.thinker.org/ ここ「The Fine Arts Museums of San Francisco」では、実在の美術館に収蔵した約 6万点の作品をデータベースに収めており、キーワードで検索して見ることができる。 このページいわく「通常の美術館は収蔵作品の5%しか見せないが、我々は、現在その 50%を見せている。また、将来は100%公開することを約束する」とのことだ。なんと も楽しみな話で超おすすめ! ■内容が豊富なだけでなく、その見せかたもウマイ原美術館のページ http://www.haramuseum.or.jp/index.htm 高輪にある原美術館のページ。とにかくここは、美術館らしいクールな体裁でカッコ イイ。内容も充実しており、横尾忠則やポロック、ラウシェンバーグら多数の作家の プロフィールや作品を検索できるデータベースなども用意されている。他にも、準備 中ではあるが3Dでウォークスルーできる仮想美術館も企画しており、こちらも面白そ う。 ■とにかく内容充実。有名画家の作品を見ることもできる。美術ファンなら必見! http://SunSITE.sut.ac.jp/wm/ いくつかの受賞歴もある「WebMuseum」の日本のミラーサイト。例えば「日本の桃山 時代の芸術の特徴」といった世界各国の美術の解説、画家の紹介、用語解説などを掲 載、とにかく充実しているサイト。テキストは英文であるが、その内容はとても詳し く参考になる。セザンヌ、レンブラントをはじめとする有名画家の作品を見ることも でき、美術ファンなら一日眺めていても飽きることはないだろう。 ■優雅な音楽を聴きながら、現代美術の鑑賞はいかが? http://www.martinlawrence.com/ アンディ・ウォーホールやキース・へリングをはじめ、マーク・コスタビやトーマス ・マックナイトなど、著名な現代作家の作品を扱うmartinlawrence社のページ。作品 や作家の解説が読めるのはもちろん、オンラインで購入することもできる。面白いの は各ページにBGMがついていて音楽を聴きながら鑑賞できること。英語だが見るだけ でも十分楽しめる。 ■美術関連サイト専用の検索サービス「World Wide Arts Resources」 http://wwar.com/ 美術関連サイト専用のサーチエンジン。7,800人以上の芸術家を登録してあり、15万 以上の関連ページから検索する事ができる。ジャンルを絞り込んで検索することもで き、大抵のアーティストは探し出すことができる。 ●有名作家の作品が見られるサイト ---------------------------------------------------------------------------- どうせ絵を見るなら、無銘のものより有名の作家の作を見たいと思うのが人情であろ う。ここでは、主に有名作家の作品を見ることができるサイトを紹介する。ただし、 ネット上で作品を見ることができるのは、現代作家の作品に若干偏ってしまうところ が、少々残念。 ■レオナルド・ダ・ビンチの作品数十点を見ることができる http://www.leonardo.net/museum/main.html ここでは、巨匠レオナルド・ダ・ビンチの絵画をはじめ、彼の発明した道具、武器、 飛行機のデッサン、解剖図など数十点にのぼる彼の作品を見ることができる。サムネ イル画像を拡大するとかなり大きな画像を見ることができ、原図の雰囲気を感じるこ とができる。 ■パブロ・ピカソのオフィシャルホームページ http://www.club-internet.fr/picasso/ ピカソのオフィシャルページ。といっても本人はとっくに他界しているので、その親 族らの承認するものであろう。何といってもここの一番のウリは、自画像をはじめと する数十点の作品を見ることができることだ。有名作は少ないが、それがまたいいと ころでもある。欲を言えば、もう少し各作品の背景説明なんかが欲しいところ。 ■キース・へリングのオフィシャル・ホームページ http://www.haring.com/ 個性的な作風で有名なキース・へリングのページ。彼の作品同様、ポップな雰囲気が 漂うページは充実しており見応えがある。彼の作品はもちろんのこと、生前の彼が有 名人らと一緒に写した写真などを見ることもできる。また、彼の作品を使ったアニメ ーションは、スクリーンセイバーにでもしちゃいたいくらいかわいい。必見。 ■ローリング・ストーンズのロン・ウッドの作品も見られる「a2 Gallery」 http://www.a2Gallery.com/ 新宿「a2 Gallery」のページ。現在、ロン・ウッド、アンディ・ウォーホール、キー ス・へリングらのコーナーがあり、それぞれのプロフィールや10数点の作品を見るこ とができる。これらの作品は実際に「a2 Gallery」の店舗で見ることができるそうだ。 ■買う気が無くても楽しめる。多くの現代作家の作品を見ることもできる http://www.artbrokerage.com/ 百人を超える作家の作品を扱うartbrokerageでは、ホックニー、リキテンシュタイン、 ヤマガタをはじめ、多くの著名な現代作家の作品を見ることができる。もちろんオン ラインで注文することもできる。 ■ミュシャ、エルテ、リジーらの作品が見たいならこのサイトに行こう http://www.webcom.com/tuazon/ajarts/gal.html ミュシャ、エルテ、リジー、ティン・シャオ・クワンなどの作品や解説を見ることが できる「AJ ARTS LTD.」のページ 。英語だが、解説も詳細で良く分かる。 ■現代作家をアルファベット順に探すことができる http://www.art4sale.com/ ダリやエルテなどの作品を見ることができる。現代作家を中心にアルファベット順に 収録されていて目当ての作家を探しやすい。掲載されている作家の数は多いが、作品 の点数は各人で大きく差があり、作品を見ることのできない場合もある。 ■シム・シメールの作品を掲載する科学技術振興事業団のページ http://jdswww.jicst.go.jp/schimmel/indexj.html/ 自然をテーマにした作品を描くシム・シメールの作品を計6点紹介している。画像の サイズはかなり大きく、原画の雰囲気が良く分かる。ここは科学技術振興事業団のサ イトだが、地球環境保護を訴える同氏と考えを同じくすることから作品を掲載してい るとのこと。 ■イレーヌ・メイヤーの世界 http://www.fujisankei-g.co.jp/fcg/i-meyer/ 3月1日~5月20日まで開催された展覧会「超幻実美術館イレーヌ・メイヤーの世界」 の告知ページ。作家のプロフィール紹介や、いくつかの作品を見ることができる。 ●ユニークな切り口で絵を紹介するサイト ---------------------------------------------------------------------------- ここでは、作家の有名無名などにはこだわらず、例えば浮世絵なら浮世絵だけを集め る、というように独自の切り口で様々な絵を紹介するページを紹介する。有名作とは 一風違った新鮮さが味わえるはずだ。 ■アジア諸国の美術品を見ることができる「Asian Arts」 http://www.webart.com/asianart/asianart.html 全て英語ではあるが、詳細な解説もあり、アジアの美術に詳しい人でも納得のサイト。 画像点数も多く、そのクオリティは高い。絨毯から建築に至るまで様々な美術品を紹 介しているが、そのどれもが西洋芸術とは明らかに異なる趣で妙に身近に感じるのは 私だけだろうか。おすすめ。 ■様々な浮世絵を見ることができる「浮世絵ミュージアム」 http://www.nbn.co.jp/edotripJ.html ここでは、日本が世界に誇る伝統美術、浮世絵をオンラインで見ることができる。各 画像はかなり大きく表示できる上、掲載点数も多くおすすめできる。巨匠だけでなく、 無名作家の作品も掲載している。また、月替わりの特集では、有名作家に焦点を当て ており、毎月違った作家の作品を楽しむことができる。 ■多色刷浮世絵版画 明治錦絵の世界 http://www.tg-inet.co.jp/aics/home_pages/tgas/nishiki_e/index.html 雪景色や雨の情景といったテーマや画風ごとに、あるいは小林清親や、三代目歌川広 重ら、明治の絵師ごとに分類された多色刷浮世絵版画「錦絵」の作品数十点を見るこ とができる。また、作品名や作家名から検索することもできる。 ■その名の通りオリエンタルな画風の作品を見ることができる「Oriental Museum」 http://www.kiku.com/electric_samurai/oriental_museum/oriental_museum.html モンゴル、日本、韓国のアーティストらを紹介している。他では見られない独特のオ リエンタルな雰囲気漂う画風が面白い。モンゴルのアーティストの絵は特にお気に入 り。 ■オーストラリアのアボリジニ・アートギャラリー http://www.envirolink.org/oneworld/gallery/abo/ オーストラリアの中央砂漠地帯に住む先住民アボリジニのアートを紹介しているペー ジ。ここでは14作品をギャラリー風に紹介し、絵のテーマである民話と作家について 解説してくれる。絵のサイズも大きく画質も良く、本当に美術館にいるような気持ち になる。英語なのが残念。ゆったりと一枚一枚クリックしていきたいサイトだ。 ■有名な横浜の落書き壁画アートを集めた「みゅーらる横浜」 http://www.bekkoame.or.jp/~fuwa/ 有名な横浜はJR根岸線桜木町周辺の高架下にある壁にかかれたクライムアート(落書 き)を見ることができるページ。ニューヨークあたりで見掛けそうなポップな壁画が 集まっていて、とても面白い。でも公共物への落書きは犯罪です。真似しないように。 ■日本の新進デジタルアーティストの作品が見られる http://onezero.sl.cae.ntt.jp/ デジタルアーティストの団体「デジタル・イメージ」のメンバーやその作品の紹介を 中心にCGを始めさまざまなデジタルアートを見ることができる。CGやデジタルアート に関連した日本のサイトを紹介するリンクも充実している。 ●実際に美術館などを訪れる際に便利なサイト ---------------------------------------------------------------------------- ネットで、様々な美術作品を見ていると、美術館や展覧会で本物を見てみたくなって しまう人もいるだろう。そんな人のために、実際に美術館などを訪れる際に便利なペ ージを紹介する。 ■関東地方の美術館の展覧会情報を一覧できる http://www.art-museum.city.yokohama.jp/exh_ix.html ここ横浜美術館のホームページでは東京、千葉、茨城、神奈川にある美術館の展示内 容やスケジュールなどの情報を掲載している。ここに掲載している各美術館にはリン クが張ってあり、詳細な内容はそちらを参照してもらうというスタイルだ。 ■東京の文化・美術館・博物館情報 http://www.tokyo-teleport.co.jp/japanese/mus/mus.htm 都内の美術館などの概要や地図、見所などを紹介している。紹介件数は10件程度。 ■有名画廊を紹介する「Internet Art Village」 http://www.iijnet.or.jp/artvil/ 銀座を中心とする有名画廊を紹介するページ。主な取り扱い作家やその作品の一部な どを見ることができる。また、日本全国の主要美術館、百貨店、画廊などで開催され る展覧会の内容や開催期間を一覧できる「Exivision/Fair」のコーナーは、実際に美 術館などを訪れる際に重宝しそうだ。 ■最近の美術展の予定を見ることができる各新聞社のページ http://web.nikkei.co.jp/sche/cul.html (NIKKEI NET) http://www.nikkei.co.jp/events/960222/bijututen.html (日本経済新聞社) http://www.tokyo-np.co.jp/event/event.htm (東京新聞) http://www.sankei.co.jp/event/index.html (産経新聞) これらの各新聞社では、自社で主催するものを中心に様々な美術展の開催情報を掲載 している。入場料や、連絡先はもちろん、場合によっては、簡単な概要や作品紹介も あり、予定を立てる際に便利。 ■題名などから、どの美術館にある絵かを探し出せる 名古屋市立大学の「絵画美術館」 http://ccews1.cc.nagoya-cu.ac.jp/yisomoto/kaigat/ 題名や画家の名前などを入力すると、どの美術館にある絵画であるかを検索をするこ とができる。しかしまだ、工事中とのことで、例えば「最後の晩餐」のような有名な ものがない場合がある。画像が無いのも残念。他にも世界の美術ガイドがあるが、こ ちらも未完成。完成した際には便利なサイトになりそうなので、今後に期待したい。 ●全国の美術館のサイト ---------------------------------------------------------------------------- 数多くの美術館がWWWを持っているにも関わらず、その収蔵作品をページ上に掲載し ているところは思いのほか少ない。ここでは作品を掲載している、あるいは美術館自 体が有名である所のみを紹介する。 ■ New Yorkのメトロポリタン美術館 http://www.metmuseum.org/ (英語) http://www.t-mark.com/other/WAG/WAG-index-j.html (日本語) New Yorkのメトロポリタン美術館を紹介するページ。ジャンルごとに分けられたフロ アに掲載された作品には解説もあり、分かりやすい。画像も大きくて見やすく、おす すめだ。世界中のさまざまな美術館をリンクで紹介するページもあり、こちらも参考 になって良い。 ■所蔵作品を検索することもできる東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/index-jpn.html 開館時間などの一般情報の他、インターネットでのみ公開される展覧会カタログもあ る。他にも所蔵作品を検索できるページや更新履歴もあり、なかなか見応えがある。 もちろん、作品を拡大して見ることもできる。更新もしばしばされているようで再訪 の価値あり。 ■京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/ シンプルながらも要点を得たサイト。一般的な情報の他にテキストによる収蔵品案内 も充実。現在、約30点の所蔵作品を見ることができる。なお、全収蔵作品のデータベ ースも制作中とのことで期待したい。 ■川村記念美術館のコレクション http://www.dic.co.jp/museum/ この美術館に収蔵する、モネやルノワールをはじめとする主要なコレクション作品の 紹介や、現在開催中の特別展の案内をしている。もう少し画像が大きければもっとよ かったのにといったところ。 ■たばこと塩の博物館 http://www.jtnet.ad.jp/JT/museum/ 渋谷にある「たばこと塩の博物館」のページ。歌麻呂や広重らをはじめとする浮世絵 がとても充実していて見ごたえがある。過去の企画展の紹介なども掲載している。 ■東京国立博物館 http://www.tnm.go.jp 上野にある東京国立博物館のページ。現在「実験中」とのことだが、十数点の所蔵品 を公開している。詳しい解説があったり、絵の一部分だけを拡大することもできたり と、なかなか凝っているが、少々重いようだ。 ■奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/ 一般的な情報を掲載している他、国宝の薬師如来坐像をはじめ、数点の国宝の画像を 見る事ができる。ただし、エンタテイメント的な面白味には欠け、お役所的なデザイ ンである。 ■東郷青児美術館 http://www.toppan.co.jp/yasuda/museum/museum_title.html 新宿の高層ビルの42階に位置する安田火災の美術館のページ。「ゴッホとその時代展」 のコーナーではゴッホを中心にまとまった作品を見ることができる。 ■東京都現代美術館 http://www.via.or.jp/~imnet/mot/index.html サイトは実際の美術館を模した構造になっており、常設展示エリア、美術情報センタ ーエリアなどに区分けして紹介されている。しかし、企画展はおろか、常設展の作品 まで、ほとんど何の作品も見られないのが残念。 ■ニューヨーク近代美術館 http://www.moma.org/menu.html 有名なニューヨーク近代美術館のページ。絵画、版画、写真や彫刻など、所蔵の作品 のいくつかを見ることができるが、いかんせんここもやはり数が少ない。ページのデ ザインはその名の通り、近代的で洗練されている。ただし、少し重い。 ■ルーブル美術館 http://www.paris.org/Musees/Louvre/ ミロのビーナスやモナリザなど、ルーブル美術館の代表的な作品をいくつか見ること ができる。絵画や版画に加えてエジプト、ローマ、ギリシャなどの古代美術品も、そ れぞれ数点づつ紹介されている。同館の膨大な収蔵点数から比すれば、WWW上の紹介 作品数は余りにも少ないが、簡単な館内案内もあり、実際に訪れる際のガイドにする には良いかも。 ■オルセー美術館 http://www.paris.org/Musees/Orsay/ モネやマネ、ルノアールにドガなど、お馴染みの印象派の絵画を十数点見ることがで きる。残念ながら、その他は見られない。 ●その他 ---------------------------------------------------------------------------- 上記の分類には該当しないがなかなか面白いサイトを集めてみた。 ■美術に関する情報満載のオンライン美術新聞「Art Daily」 http://www.artdaily.com/ 毎日更新される美術関係のニュースを中心に、世界各国で開催中の展覧会や世界中の 美術館のリストなどを掲載している。英語ではあるが美術愛好家ならぜひ一度は見て おきたいページだ。「This Day In History」にはその日に起こった美術史上の出来 事が記載されており、なかなか面白い。 ■世界中の美術館、画廊、作家を紹介する「Gallery Guide Online」 http://www.gallery-guide.com/content/current/index.htm ここでは、美術館や画廊の所在地、現在の展示内容、ホームページの有無などが一覧 できる。いろいろな作家を紹介するページでは、その作品も合わせて見ることができ る。WWWで美術情報を探す際には便利だ。 ■デザイン関係者は必見「Communication Arts」 http://www.commarts.com 様々な広告媒体の優秀デザインを紹介する米国の広告美術誌最大手、Communication Arts(CA)誌のページ。ここでは、広告デザイン集の閲覧やマルチメディア作品のダ ウンロードができる他、デザイナー相互のコミュニケーションを助ける情報も掲載し ている。ちょっと美術とは外れるが、内容が濃くおすすめなので紹介した。デザイン 関係者は必見。 ■美術関連のWebマガジン「ART Speaks」 http://www.artspeaks.com/ ここでは、数十人の現代作家の作品とプロフィールを見ることができる他、ジャンル ごとに作品を検索することもできる。米国各地の画廊や工房などの紹介もあり、内容 は充実している。イベントやニュースも豊富だが、当然アメリカの話題が多い。 ■様々な現代のアーティストの作品を紹介する「GENART」 http://www.genart.org/ ここでは、様々な現代のアーティストの作品を紹介している。20人以上の作品をそれ ぞれ10点ほど見ることができる。ページの作りは凝っていてカッコイイのだが、ちょ っと見づらい気がする。 ■インターネットファクトリー「ミューテック」 http://www.myutec.com/J/Art/art.menu.htm 絵画のほか、イラストレーションなどの展示、販売も行なっている。イラストレーシ ョンギャラリーには、アーティストが自分の作品を展示してもらうこともできる。 ■日本の現代のクリエーターらの作品展「10×10×10」 http://www.shonanin.com/10x10x10/top.html 現代の日本の様々なジャンルのクリエーター約100名による展覧会「10×10×10」展 のページ。過去3年間の出展作品の中からいくつかの作品を見ることができる。また、 作家の制作過程も紹介しており、なかなか面白い。 ■仮想美術館の中に展示された作品を一つ一つ見てまわるスタイルのギャラリー http://www.mediabridge.com/nyc/scope/ ここは、実際の美術館を模して作られたWWW上の仮想美術館の各部屋をまわりながら、 展示された作品を一つ一つ見てまわるという仕掛けのページだ。展示されている作品 には値段が付いているが、オンラインでは買えないようだ。 ■「横浜ビジネスパーク」内の作品を紹介するページ http://www.cyber-bp.or.jp/ig/gallery/index.html 横浜に実在する「横浜ビジネスパーク」にある作品の紹介の他、世界中の現代アーテ ィストのページへのリンクも充実している。ただし新進作家が多いようだ。 ■実験的な芸術を紹介する「Tokyo Art Zone」 http://www.gol.com/taz/Gallery/DocJ/index.html 8月におこなわれた「実験的な芸術を紹介する現代美術展覧会」Tokyo Art Zoneのサ イト。数十人のアーティストの簡単なプロフィールとその作品が数点掲載されている。 ■日本の若手作家60人以上の作品を紹介する「ART PARADISE」 http://mixj.rnet.or.jp/GG/index-j-s.html 日本の若手作家を中心に、有名無名を問わず60人以上のプロフィールや作品を紹介し ているページ。また、さまざまなアート関連のイベント情報も充実している。ちょっ と重いのが難点か。 [Reported by sasaki-m@impress.co.jp / Watchers] (96年11月11日)