============================================================================ 集中企画 Windows 95はどこまでMacintoshに近づけるか?! デスクトップをMacintoshにしてしまう方法 ============================================================================ 元々はMacintoshファンなのだが、マシンパワーやアプリケーションなど、様々な 事情からWindows 95を使っている人もいるだろう。そんな環境の下、日々ストレスを 感じている方にぴったりなのが、今回の集中企画だ。ここで紹介するソフトを使えば、 見た目はもちろんのこと、操作感までかなりMacintoshに近づく。 ■Finderの機能を実現する「WinMac」 http://www.usyd.edu.au/~rchow/winmac.html 今回の集中企画の中でも、特にオススメなのがこのソフト。System 7.5とMac OS 8の いずれかのスタイルを選択できる(ただし、256色以下ではSystem 7.5のみ)。起動 するとデスクトップ上部にメニューバーが現れ、ここからマシンの再起動ができたり、 アプリケーションの切り替えができたりする。また、「ごみ箱」などのアイコンも変 更できる。さらに、各種アイコンや警告音、起動画面などサンプルデータがzipファ イルで付属しているので、タスクバーを表示させないなどのカスタマイズを施せば、 ほとんど本物のMacintoshと見分けがつかなくなる。おまけとして、Macintosh風の計 算機が付いているところも面白い。ただし、基本的に英語システムを想定しているの で、コントロールパネルから地域のプロパティを開き、午前/午後の記号をAM/PMなど に変更しないと時計の表示が文字化けしてしまう。 ■起動画面の変更の仕方が分かる「デスクトップの道具箱」 http://www.cyborg.or.jp/~katsuji/w95logo/logosmpl.html http://www.nucleus.com/~kmcmurdo/samplogo.htm (XRX Animated Logo Utility) 起動画面の変更が非常に簡単なMacintoshに比べ、Windows 95ではこれが意外と難し い。そんな時に参考になるのがこのページ。「XRX Animated Logo Utility」という ソフトを使った起動画面の作り方が、日本語で詳しく説明されている。ただし、作成 途中で、「logo.sys」と「io.sys」を間違えてしまうと大変なことになるので注意が 必要だ。サンプルも豊富にあるので、試してみよう。 ■ウィンドウの大きさを調整したり、アイコンを整列させたりできる「SnapIt」 http://pweb.pa.aix.or.jp/~kaorun/index_j.htm Windows 95を使っていると、フォルダウィンドウの大きさが定まらず、バランスが悪 く、どうも気になって仕方ない。そんな時、Macintoshで言う「ズームボックス」の 機能を追加してくれるのがこのソフト。ウィンドウの右下端をダブルクリックすると、 バランスよく大きさを調整してくれる。また、アイコンの整列を、デフォルトの左寄 せから右寄せに変更することも可能だ。スタートアップに入れておくと便利だろう。 ■デスクトップにメモが残せる「付箋紙95」 http://www.forest.impress.co.jp/win1/desktop.html#husen Macintoshには「スティッキーズ」というデスクトップ上にメモを残しておくソフト が標準で付属している。これと同じ機能を果たしてくれるのが「付箋紙95」だ。これ もスタートアップに入れておこう。 ■アイコンを自由に変更できる「Microangelo」 http://www.impactsoft.com/muangelo/muangelo.html Windows 95では、ショートカットのアイコンは比較的簡単に変更できるが、本体のア イコンを変更するのは至難の業だ。「Microangelo Engineer」を使えば、自由にアイ コンを変更できる。また、「Microangelo Studio」を使えば、自分だけのオリジナル アイコンを作成することも可能だ。 [Reported by yuno@impress.co.jp / thig@mars.dtinet.or.jp] (96年12月5日)