[新製品]
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東芝がインターネット接続可能なPHS内蔵携帯情報端末「GENIO」発表
WWWブラウザー内蔵、PIAFS/αDATA32対応で高速データ通信も
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http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_02/pr_j2701.htm
http://www2.toshiba.co.jp/genio/

 株式会社東芝は、32kbps高速データ通信可能なPHS電話内蔵の携帯情報端末「GENIO
(ジェニオ)」を発表した。ペン操作による個人情報管理(PIM)機能やパソコンと
のデータ連携機能、電子メールの読み書きができるほか、WWWブラウザーの搭載によ
りホームページの閲覧ができるのが特徴。外形寸法は、155mm(幅)×76.5mm(奥行)
×20.3mm(高)、質量は約220g。価格はオープンで、4月25日に東京地区から先行販
売する。実売価格は、5万~7万円台になると予想されている。なお、上記URLでは、
GENIOとパソコン間でPIMデータを連携するソフト「ジェニオPIM V1.0(Windows 95対
応)」を無料でダウンロードできる(4月25日以降)。
 GENIOは、PHS標準高速データ通信規格「PIAFS」と、DDIポケット電話グループが4
月から提供する高速通信サービス「αDATA32」に対応しており、これによって32kbps
の通信が可能になる。WWWブラウザーは東芝オリジナルのものを使用しており、HTML
2.0相当の表示が可能だ。また、ホームページのデータなどは、本体内部メモリー
(約1MB)のほか、「Smart Media」に記憶させることができる。Smart Mediaは、デ
ジタルカメラなどに使われている外部記憶媒体として知られており2MBのデータを記
憶できるものだ。電子メール機能については、MIME形式に対応し、ペンで書いた手書
きメモや画像データも添付ファイルとしてやり取りできる。

◎問い合わせ先
株式会社東芝
パーソナル情報機器事業部
TEL 03-3457-2612
[Reported by okiyama@impress.co.jp]

(97年2月28日)