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TP-Link、4K対応「VIGI C585」「VIGI C385」ほか、金属筐体の法人向けネットワークカメラ6製品を発売

VIGI C385(左)/VIGI C485(右)

 ティーピーリンク株式会社(TP-Link)は、法人向けネットワークカメラ「VIGI」シリーズの新モデル6製品を発売した。

 バレット型とタレット型の2種×4K(800万画素)、500万画素、400万画素の3段階のカメラ性能のラインアップ。型番と市場想定価格は、バレット型が4K「VIGI C385」(3万6900円)、500万画素「VIGI C355」(3万1900円)、400万画素「VIGI C345」(3万900円)。タレット型が4K「VIGI C485」(3万6900円)、500万画素「VIGI C455」(3万1900円)、400万画素「VIGI C445」(3万900円)となっている。

 6製品全てでVIGIシリーズ初となる金属筐体を採用し、従来のプラスチック製モデルと比べて耐振動・耐落下性が向上。IP67準拠の防塵防水性能。赤外線LED、白色LEDを搭載し、24時間フルカラーで撮影できるほか、内蔵するマイクとスピーカーを通じた双方向通話にも対応する。

 1/2.7インチのCMOSセンサーを搭載し、撮影した動画はH.265+/H.265/H.264に圧縮可能。最大256GBのmicroSDカードに対応する。給電はDCアダプターのほか、PoE(IEEE 802.3af/at)に対応。

 このほか、AIによるおスマート検知・分析機能を持ち、人物・車両やその他の物体を識別できる。そのほか、「スマートビデオエンハンスメント」として、次の映像補正機能も備える。

  • True WDR:明るさを分析・合成することで、明暗差が大きい場所でも自然な映像を得られる
  • Smart IR:遠くにある被写体がレンダリングされなかったり、夜間にカメラへ近づいてきた物体の露出オーバーが発生したり、といった問題を防ぐ
  • 3D DNR:画素ごとに画像を分析し、ノイズを取り除く
  • ホワイトバランス:撮影するときの光の色合いを補正
True WDR
Smart IR

 バレット型の「VIGI C3×5」シリーズは3製品とも、赤外線LED×2、白色LED×2を搭載し、レンズサイズは4mm。本体サイズは74×185×74mm、重量は0.525kg。

 タレット型の「VIGI C4×5」シリーズは3製品とも、赤外線LED×4、白色LED×4を搭載する。本体サイズは111×111×83.7mm、重量は0.48kg。「VIGI C455」と「VIGI C445」は、今後4mmレンズ搭載モデルの発売も予定されている(先に発売されるのは2.8mmレンズ搭載モデル)。