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告知が半日遅かった? Evernote、日本法人解散でサービス終了と誤解する人が続出

 エバーノート株式会社が4月26日に解散を発表したことで、サービス終了と勘違いする人が続出するなど混乱が起こっている。

 今回解散を発表したエバーノート株式会社は、オンラインノートサービス「Evernote」の日本法人だが、Evernoteは2022年にイタリアのBending Spoonsに買収されて以降、各国の拠点を順次閉鎖しており、今回の日本法人の解散もその一環。もっとも、この件はユーザーに全く予告されていなかったこともあり、Evernote自体のサービスが終了になると勘違いする人が続出。SNSではかつてEvernoteを使っていた頃の思い出を語ったり、移行先となるサービスの名前を挙げて違いを紹介したりと、勘違いが元になったポストが多数見られる事態になった。同社は解散公告が掲載された翌日の27日午前0時30分になってX(旧Twitter)を更新。日本法人の閉鎖が組織再編の一環でサービスに影響がないことを告知したが、たった半日ではあってもタイムラグのツケは高く、SNS上では今なおEvernoteのサービス終了を事実を信じている人は少なくないようだ。