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Microsoft、EdgeでWebVRを試験的にサポート

 Microsoftは9日、ウェブブラウザー「Microsoft Edge」において、現在仕様を策定中のW3C規格「WebVR」を試験的にサポートすることを発表した。

 WebVRは、3Dグラフィクスを表現する技術である「WebGL」を用い、「Oculus Rift」や「Google Cardboard」といったVRヘッドセットで利用できるVRコンテンツをウェブブラウザーで表示する技術。

 WebVRは、「Google Chrome」「Mozilla Firefox」「Opera」の開発版や、Samsungの「Gear VR」ヘッドセット用のウェブブラウザーですでにサポートされており、WebGLを記述するJavaScriptライブラリや、MozillaやGoogleが提供しているWebVR構築用のライブラリなどを用いることで、VRコンテンツをウェブブラウザー向けに実装できる。

 Microsoftでは、Mozilla、Google、Oculusとともに、W3CのWebVR仕様の策定を進めていくとしている。