ニュース

Windows 10初期バーション「1507」へのサポートが5月9日に終了

 Microsoftは、2015年7月末に提供を開始したWindows 10の初期バーション「1507」へのセキュリティ更新プログラムの提供を5月9日に終了し、サポートを終了する。

 Windows 10の機能更新プログラムは、2015年11月にバージョン「1511」(開発コードネーム「Threshold 2」)、2016年8月にバージョン「1607」(開発コードネーム「Redstone 1」)、2017年4月にバージョン「1703」(開発コードネーム「Redstone 2」)が提供されている。

 Microsoftでは、セキュリティ更新プログラムの提供を継続的に受けるには、最新の機能更新プログラムがリリースされてから60日の猶予期間以内にPCに機能更新プログラムインストールする必要があるとしている。1507ではこの猶予期間が延長されていた。

 Microsoftでは、「Windows 10はサービスとして設計されているため、機能更新プログラムが1年に数回必要になる」としている。ほとんどのユーザーには、品質更新プログラムと機能更新プログラムがWindows Updateを通じて自動的に配信される。

 なお、「Windows 10 Enterprise 2015 Long Term Servicing Branch(LTSB)」と「Windows 10 IoT Enterprise 2015 LTSB」向けには、セキュリティ更新プログラムを引き続き提供する。

 Microsoftでは、最新のアップデートへ更新を行っているWindows 10については、メインストリームサポートを2020年10月13日、延長サポートを2025年10月14日に終了することを、「Windowsライフサイクルのファクトシート」のウェブページでアナウンスしている。