イオンとIIJ、月額1974円/通信量1GBのLTE対応SIMを共同販売


 イオンリテール株式会社、イオン九州株式会社、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の3社は、月額1974円で1GBまで高速通信できるLTE/3G対応サービスを12月1日から販売する。利用にあたってはSIMカードパッケージ(3150円)の購入が必要。総合スーパー「イオン」の本州、四国、九州地区204店舗で取り扱う。

店頭で販売されるSIMカードパッケージの外観イメージ

 今回発表されたサービスは、従来からイオン店頭で取り扱っていた「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の、新料金プランという位置付け。名称は「ライトスタートプラン」。サービスエリアや通信速度はNTTドコモのXi(LTE)網に準拠する。

 LTE対応のため、一部通信エリアでは下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsでの高速通信が可能。LTEエリア以外では3Gでの通信となる。また、近日中には下り最大100Mbps/上り最大37.5MbpsのLTE通信にも対応する予定という。

 高速通信できるのは月間1GB分までとなっており、それを超えた場合は下り/上りとも128kbpsに速度制限される。高速通信の容量を増やすクーポンも、100MBあたり525円で販売する。このほか、速度制限を受けた状態で直近3日間の通信量が120MBを超えた際には、別の通信規制が行われる。

 SIMカード形状は通常タイプとmicroSIMから選択できる。通信機器はユーザー側で別途用意する必要があり、対応機器リストはウェブサイトで公開中。

 SIMカードパッケージは「IIJmio ウェルカムパック for イオン」という名称で店頭販売される。ユーザーは購入後にオンラインで手続きを行い、料金プランなどを選択する。なお、11月16日から30日かけては、電子マネー「WAON」1000ポイント分をプレゼントするキャンペーンも実施する。


関連情報


(森田 秀一)

2012/11/16 18:47