【2007/02/05】
■ 投票所では「そのまんまどうぞ」が禁句だった? 宮崎県知事選
日本の選挙では、選挙期間中に候補者がネットを使うことをとても制限している。もっと使うようにすればいいのにと筆者は思うんだけれど、保守的な世界で、なかなか利用は進まない。ただ、野放しにすると、大量のスパムメールやら、ブログや2ちゃんねるへの無差別書き込みやら、mixiでの足あとスパムやら、無茶なことをする候補が必ず現われるだろうから、厳密なルールは必要だ。さて、そのまんま東さんが知事選挙で当選したことで、全国から注目を集めた宮崎県。地元では、面白い話が広まっているようだ。「頭ん中」によれば、投票所では靴を脱がなくてよいという意味で、「そのまんまどうぞ」と言うことが禁じられていたという。選挙違反になるからと、市役所職員から指導されたとのこと。この件、筆者は市役所に確認していないので、念のため。
めたるまん(山崎一幸)
■ ご神木が無断で切り倒された神社の地下で、地震が発生する偶然
日本人は、無宗教の人が多数ということになっている。もっとも、死んだら仏教の寺にある墓に入り、結婚式には神主や牧師の前で誓いを立て、初詣には行列してまで神社にお参りに行く、そんな人ばかりで、信心とまったく無縁な人は少ない。1月末に、千葉市稲毛区宮野木町の神社「甲大神(かぶとおおかみ)」の境内にあった樹齢数百年の「ご神木」を含む木々20本ほどが無断で切り倒されるという一件が報道された。隣接する土地を住宅地として開発していた業者によるものだ。報道後、2ちゃんねるでさっそくスレッドが立ち、話題になる。当初は法律論やら信義則やら、ごく普通のいざこざとして語られていたものの、そのうち「祟られるんじゃないか」とオカルトじみた書き込みが増え始めた。しかも、この甲大神の社が近隣にあった多く祟り神を明治期に合祀したものだとわかると、さらに「祟り」の書き込みが増えた。そして4日の夜、この地域をピッタリと震源とするマグニチュード4.2の地震まで発生してしまったのだ。偶然とはいえ、これは恐ろしい。
めたるまん(山崎一幸)
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