【2007/02/27】
■ 検索しづらい謎の文字列「■++」は「ざぶとんぷらすぷらす」
すっかりおなじみになった挫折を表わす顔文字、というか身体文字の「orz」。最初に見かけたときになんの意味なのかなんだかよくわからなくて、悩んでしまった人もひょっとすると多かったのではないかと思う。今ではウィキペディアでもたいへん充実した記述になっているし、もう迷わず誰でも使える。もちろん、これ以外の新しい顔文字やアスキーアートも続々と誕生している。「おさかなラボ」の記事「携帯電話のIPアドレス制限神話」はたいへん興味深い記事だけれど、気になったのは記事ではなく、コメント欄に書かれた「■++」だ。検索サイトで調べようとしても、結果が表示されなかったり、ほかのアスキーアートの一部になってしまったりで、よくわからない。「ざぶとんぷらすぷらす」と読むそうだ。「++」はプログラミング言語で「1を加算する」意味だから、つまり「笑点」でおなじみ、うまい回答には座布団をひとつ差し上げる、という山田隆夫くん的アスキーアートだったのだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 大人気で閉鎖中「ニコニコ動画(β)」のもとになったシステム
魅力的な門構えや玄関をまず作り上げてお客さんをたくさん呼び集めてから、借り物のプレハブだった母屋を本格的に造り始める、なんて方法はふつうはあり得ない。「ニコニコ動画(β)」を見ていたら、こんなたとえ話を思いついてしまった。あっという間に日本有数の高アクセス数となってしまい、YouTubeからアクセスの一部が遮断されてしまったようだ。ブログオーナー氏がニコニコ動画の発案者だという「メルルーの秘宝とニコニコ動画と四畳半社長」によれば、どうやら動画サーバーも自前で持つようになるとのこと。このブログでは、ニコニコ動画のもとになったという実験システム「Synvie」を紹介していた。操作中の動画が見られるのだけれど、ニコニコ動画以上にきめ細かく、コメントがつけられる、興味をそそられる仕組みだ。こちらもぜひ使ってみたい。
めたるまん(山崎一幸)
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