【2007/04/19】
■ Gmail八分の恐怖!? スパムフィルター誤動作させてメール排除
日本の携帯電話からも利用できるようになり、ひょっとすると最強のWebメールサービスと呼んでもよさそうなのが、グーグルの提供する「Gmail」だ。「小野和俊のブログ」で「Gmail 八分」という、気になるタイトルの記事があった。それによれば、小野さんの同僚が送信したメールが、複数のGmailアカウントでスパムメールとして分類され、届かなくなってしまったという。小野さんは、「誰かが嫌がらせでGoogleアカウントをたくさん取得してある人からの迷惑メールを報告したりすると簡単にGmail八分になりそうで怖い」と指摘している。実は、筆者も思い当たる経験をしている。とある政治系メーリングリストから届くメールが、いくらスパム扱いから解除しても、次からまたスパムに分類されてしまうのだ。ひょっとすると、小野さんが恐れている手口によって、正常なメールでもスパム扱いされてしまうんだろうか?
めたるまん(山崎一幸)
■ 上司に恵まれない人に……匿名ブログで社内世論に影響を与える
日本人はどういうわけか、外部の権威を信じてしまいがちだ。だからたとえば、食べ物はバランスよく食べるのが一番なのに、みのもんたさんが昼に勧めた食材が、夕方にはスーパーで売り切れたり、「あるある大事典」に踊らされたりするわけだ。最近は「牛乳は身体に悪い」なんてとんでもない説が書籍で広められているらしいから、なかなか悩ましい風習だと思う。それはともかく。「キャズムを超えろ!」でおもしろい提案があった。会社内の発言力がなければ、匿名ブログを書いて、ネット発の匿名意見として関係者になんとなく伝わるようにすればよいというのだ。ブログでの表現も直接ではなく、どこの誰だかわからないように工夫するのだ。早い話が、いわゆるやらせブログだ。なんだか、すでに実践している人がいそうな気もしてきた。
めたるまん(山崎一幸)
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