【2007/05/23】
■ アニメのテーマ曲で踊るのが流行……今は「らき☆すた」時代
最近、アニメ番組のテーマソングにあわせて踊ったり、オープニングムービーを再現して、その様子をとらえた動画がYouTubeやニコニコ動画に掲載されることが多い。2006年に放送の大人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」に、非常にきっちりした振りが付いていて、マネをしやすかったのがもともとの始まりだったのだろう。最近、NHKのど自慢の出場者がセーラー服姿で「ハレ晴レ」を歌ったほど浸透している。さて、現在はどうやら、「らき☆すた」の時代らしい。「ハルヒ」と同じ制作会社によるアニメ作品なのが興味深い。オープニングテーマ「もってけ!セーラーふく」には軽く振りが付けられていて、マネしやすくなっている。セーラー服を着た女の子が踊るのが基本だけれど、ネットでは男子が妙なお面をかぶって踊ったり、外国の女の子がいい加減にあて振りしていたり、豊富なバリエーションの動画が見られる。自称おばさんのきれいなお姉さまが自作自演する「おば☆すた」も、ニコニコ動画で30位ほどの人気を集めていた。「アキバBlog」によれば、アキバでは1日フライングして発売されたCDも好調のようだから、これからさらに盛り上がるか?
めたるまん(山崎一幸)
■ 米国の高校生が核融合炉完成したとのニュースに「ガセネタ?」
米国で、15歳の高校生が独学で核融合炉を開発したというニュースがネットを駆けめぐった。米国ではすでに3月頃に話題になったものが、遅れて日本に伝わってきたものだ。核融合の中心温度は2億度にもなるという。核融合炉といっても、部品をすべて金物店とネット通販で手に入れて、ガレージで作ったというその装置は、とても2億度を作り出すような代物には見えない。そこでネットユーザーの皆さんのあいだでは「ウソだろ」「ガセネタだ」との声が非常に多かった。ウソの情報があふれているネットでは、こんな微妙なネタは信憑性が薄くなってしまうのだ。米国には、核融合炉に関する情報をオープンソースで共有する団体「Fusor」があって、同じように個人宅で核融合炉を作る人たちがいるらしい。日本でも製作する人が現われるか?
めたるまん(山崎一幸)
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