【2007/05/28】
■ 何を意味するのかわからない、謎の図形が入った道路標識の画像
道路標識というのはよくできているもので、さほど知識がなくてもなんとなく意味がわかるようになっている。それは海外でも同様だ。文字で書かれた案内標識は、その国の言葉がわからないと理解しづらいけれど、国際条約があるので、配色や基本的な図形は似たようなルールに沿っている国がほとんどだ。道路標識のメーカー、キクテックのWebサイトでは各国の標識が見られる。しかし、訳がわからない標識も世界にはあるものだ。Diggで知ったのだけれど、描かれた図が何を指しているのかわからない規制標識があるのだ。どこの国の道路に立てられたものかもわからない。ねつ造された画像かもしれないが、そうするとねつ造する意味がわからない。
めたるまん(山崎一幸)
■ 英語版Wikipediaで、項目名「Dokdo」を変更する投票を実施中
日本人にとって「英語の壁」は絶大だ。ネットのおかげで、情報の国境はとても薄らいでいるはずなのに、日本を取り囲んだ海はネットの中にも広く深く存在しているように見える。英語版のWikipediaでは、日本の領土であるはずの「竹島」の項目が、「Dokdo」(独島)と韓国名の表記になって久しい。「Takeshima」で検索しても転送されて、「Dokdo」が表示される。Wikipedia上の表記は、多数決の民主主義的決着が基本だから、つまりは日本人がいかに英語版Wikipediaに無関心だったかがわかる。日本語版ウィキペディアのノートに、この変更のいきさつが書かれていて、韓国からのかなり強引な圧力があったとしている。Wikipediaでは政治的な主張を取り入れるべきではないとの趣旨で、より中立的な、英語圏で古くから使われている呼称「Liancourt Rocks」に変更する投票が行なわれている。韓国有数の日刊紙「朝鮮日報」でもこの名称変更の投票を取り上げるぐらいだ。日本でももっと注目されてもいいと思う。
めたるまん(山崎一幸)
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