【2007/06/06】
■ テレビの報道番組を、画像のみで地点と撮影時刻を特定して検証
日曜日にドライブした帰り道、埼玉県北葛飾郡にある鷲宮神社に寄ってみた。そこでは、筆者には親しみのある風貌をした、秋葉原でよく出会うような男性何人かとすれ違った。鷲宮神社は人気アニメ「らき☆すた」の舞台のモデルのひとつらしく、神社で出会ったのは、「聖地巡礼」をしている皆さんなのだ。作品の画面から場所を割り出し、ファン同士がネット上で情報交換しつつ、地点の精度を高めていくのがいつもの方法だ。ネットではあたりまえのように展開されているその手法だが、これを報道番組に適用すると恐ろしいことになる。テレビ朝日の「ワイドスクランブル」で放送された、秋葉原でDVDやフィギュアを集めて生計を立てているホームレスがいるという内容の映像を、検証しているWebページがある。ページのオーナー氏は、とあるフィギュアファンだ。一部にはモザイクも掛かっている画像から住所を特定して、影の出来具合から時刻を推定する。これはなかなか手強い。
めたるまん(山崎一幸)
■ ガン治療に前向きになれるゲームが米国で開発
「病は気から」などと言うけれど、肩こりや神経性胃炎あたりは間違いなくそのとおりだ。反対に、気分次第で病気がよくなるのもまたあることらしい。筆者は、風邪を引くときはたいてい金曜日の夜から調子が悪くなって、日曜日になると治るので、たぶん気持ちが影響しているのだろう。ほんとうかどうかはわからないけれど、「ガンが進行して医師に見放されたが、精神力で治した」と主張する人物も時々現われる。米国では、ガンの治癒に役立つというゲーム「Re-Mission」が開発されたようだ。プレイヤーはガン患者の体内に入り込んで、抗生物質や抗ガン剤を銃で発射、ガン細胞や細菌を退治する。このゲームをプレイしたからガンが治るというわけではなく、患者自身が体の中の様子をイメージをつかめるから、治療に熱心になれるということらしい。「医学都市伝説」によれば、実際にプレイすると案外手強いようで、「克服」のイメージが持てないのではないかと心配している。
めたるまん(山崎一幸)
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