【2007/07/17】
■ 日本語版ベータ登場の「Second Life」はまだ、からっぽの洞窟?
「Second Life」に日本語版のベータバージョンが登場したので、筆者も遅ればせながらこの連休にアカウントを取って使ってみた。中はとても広大な空間で、探検して回るだけであっという間に時間がたってしまう。おかげで容姿に気を遣っている暇もなく、いまも白いTシャツのままだ。ただ、どこを歩き回っても、人がいないのでとてもさみしいのだ。背景に流れる風の音も、寂寥感ばかりをかき立てる。あの知る人ぞ知る英国製テレビドラマ「プリズナーNo.6」を思い出してしまった。スラッシュドットには「企業に見限られるSecond Life」なんてトピックもあった。レギュラー訪問者が4万人程度しかいないというのだ。もっとも、これぐらいの人数のほうが好き勝手なことができておもしろそうではある。
めたるまん(山崎一幸)
■ 新潟の大地震の数時間後に、大阪の空間線量率が急上昇していた
あんなイヤな揺れ方は、筆者は生まれて初めて体験したのかもしれない。「新潟県中越沖地震」と命名された巨大地震が台風一過の16日月曜日午前に発生した瞬間だ。まるで、旅客機が乱気流に巻き込まれたときのように、立体的で大きな揺れが長い時間続いた。被害の大きかった地域には、柏崎刈羽原子力発電所がある。東京電力が首都圏で使う電力をまかなうために建設した原発だ。震度6の大きな揺れにこの発電所も被害を受けて、火災を発生している。冷却水漏れはあったものの、放射性物質の漏れはきわめて微量だという発表があった。さて、「低気温のエクスタシー」で知ったのだけれど、文部科学省で運営しているWebサイト「環境防災Nネット」に少々気になるグラフがあった。16日深夜から17日未明にかけて、空間線量率が普段に比べて2~3倍の数字を示しているのだ。場所は、新潟から遠く離れた、大阪府泉南郡熊取町だ。これはいったい、何を示しているのだろうか。
めたるまん(山崎一幸)
|
|
|
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|