【2007/09/04】
■ 芸能人はドコモSH903iが好き? ブログ掲載の画像で機種判明
デジカメや携帯電話で撮影した画像は「EXIF」というファイル形式で保存されている。これには、画像のほか、メーカーに依存しない共通仕様で、EXIFを読み取るソフトウェアに通せば撮影日時やシャッター速度、絞り、ストロボ発光の有無などがわかる。ブログに掲載されている画像から、EXIFを読み取って、カメラの機種を特定するWebページを「blog.bulknews.net」で公開中だ。ブログのURLを入力すると、ブログに掲載された画像を自動的に探し出して、EXIFから機種名を取り出す。また、アメーバブログの数多い芸能人ブログを一斉に調査したリストも公開していた。このリストを筆者がエクセルを使って、機種ごとにカウントしてみると、ドコモのシャープ製FOMA端末「SH903i」が102件とダントツのトップだった。次点は同じくシャープの「SH904i」で27件。調査総数が471件だから、芸能人ブロガーのうち、4人に1人はSH903iかSH904iを使っているということになる。EXIFではほかに、カメラの所有者名も記録できるんだけれど、それで芸能人の意外な交友関係がわかった! ということはまだない。
めたるまん(山崎一幸)
■ レーザーを使った盗聴器が、数100円の予算で自作できてしまう
ニュース番組の定番企画に、盗聴器を発見する専門業者が活躍するものがある。無線の受信機を片手に、仕掛けられた盗聴器を電波を頼りに探し出していく、あのシーンだ。怖いなぁと思いつつも、筆者宅にはなんの秘密もないから恐れるのは無駄なことだ。こういった盗聴器は、とにかくターゲットの部屋に取り付けて来なければいけないわけだ。レーザーを使って、声で微細に振動する窓ガラスの動きをとらえて音声を拾う方式の盗聴器も存在していて、これならば見通しさえあれば盗聴器を取り付けに行く必要はない。えらく高額な装置があるのは筆者も知っていたのだけれど、「Engadget Japanese」で簡単に自作できることを紹介していてびっくりしてしまった。アキバのジャンク屋さんではもうありふれた存在のレーザーポインターと、ありふれたCdSの光電素子など、数100円の予算で出来上がってしまう。ここまでならあくまで実験的な装置ではあるんだけれど、PCと組み合わせたりすれば簡単に高性能になりそうだ。恐ろしい時代だ。
めたるまん(山崎一幸)
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