■ 「MCCONKEY」なるブランドの中国ファーストフードチェーン発掘
　商売をやる上では、自社製品のニセ物が出回っては困る。同じカテゴリーの市場を奪われてしまうのも痛い。それに、見分けがつきにくい上に、品質が粗悪だったりすると、本物のブランドイメージまで傷が付いてしまいかねない。ただ、ユーザーとしては、ニセ物のいい加減さを笑って楽しむ余裕があってもいい。ニセ物があふれかえっているらしい中国から、ファーストフードのややこしいチェーン店がニュースサイトで発掘されて、ネットユーザーの皆さんがおもしろがっている。まず、「Ameba News」で3本の記事を立て続けに掲載（記事1、2、3）。日本でも見慣れたものによく似たパッケージに包まれた、ハンバーガーとフライドチキンをどちらも食べられる店「麦肯基」で、「ビッグマクタッキー」と「フライドチキン」を食べたと報告していた。さらに「レコードチャイナ」では、多数の画像とともに、公式サイトにあった中国語のテキストを翻訳して紹介。発祥は1960年代の米国西部と書いてあったようだけれど、それがほんとうかどうかはよくわからない。筆者もネットで調べてみた。このチェーンが2002年に使っていたドメイン名はどうやら「mkjcn.com」で、その後「maikenji.com」に移転、さらに「mcconkey.cn」も併用するようになったらしい。ドメイン名が変化するたびににブランド名のアルファベットでの表記が変化しているのがおもしろい。広東省広州市を中心に店舗展開しているらしいので、近くに立ち寄った際はちょっとした冒険をしてみては？

■ 雑誌付録「初音ミク体験版」のイメージソングがニコニコ動画に登場
　もうすっかりおなじみのバーチャル歌手ソフト「初音ミク」。ユーザーの皆さんの動きが激しすぎて困ってしまうほどだけれど、発売からまだ1カ月しかたってない。そんなことで、「ようやく」と口走りたくなってしまうのだけれど、6日発売予定の「DTMマガジン11月号」付録CD-ROMに、初音ミクの体験版が収録されるとのことだ。インストール後は10日間使える。お小遣いが少ないとかいろいろな事情で、この体験版を心待ちにしている皆さんも多いようだ。この体験版をテーマにした自作曲が「ニコニコ動画」に投稿されていてびっくりしてしまった。製品版ではなくて、体験版に限定したイメージで、しかも結構な完成度の高さで曲が作られるなんて、ちょっと信じられない思いだ。1日に公開されてから地道にアクセスを集め、現在は17,000ほどのカウント数だ。

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