【2007/11/19】
■ ダビンチもやっていた? ニコニコ動画で人気の「MIDIアニメ」
ニコニコ動画で「MIDIアニメ」が人気だ。音階をグラフ化するソフトを使って、演奏に合わせてデータを視覚化する。よいメロディーなら、そのまま表示しても美しいのだけれど、日本ではその使い方が進化している。音楽のアレンジを工夫することで、画像中にアルファベットや、ゲームに登場するキャラクターを入れ込んでしまうのだ。音楽としてもちゃんと成立しているのがすばらしい。スポニチによると、レオナルド・ダビンチの描いた壁画「最後の晩餐」に、荘厳なレクイエムが隠されている、と主張する人が現われたようだ。絵の中のパンや、弟子たちの手の位置を音符に見立てると、楽譜になるという。オカルト扱いしている向きもあるようだけれど、日本のMIDIアニメを一度見てしまうと、ひょっとするとと思ってしまうのだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 木枯らし吹く駿河湾で撮った写真、葛飾北斎の浮世絵の雰囲気が
江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎が描いた富嶽三十六景の1つ「神奈川沖浪裏」。海の巨大な波が、3そうの船と、遠く見える小さな富士山を、飲み込むようにしている絵だ。永谷園のお茶づけ海苔のおまけカードなどで、日本人なら慣れ親しんだこの構図。現実には、こんな高い波が起こるわけがなく、あんなに都合よく富士山が見えるわけがない、と海から遠く離れた場所に住む筆者は思っていたのだ。ところが、この浮世絵にかなり近い雰囲気の写真を、「ネットゲリラ」のオーナー氏が撮影していてびっくりしてしまった。写っているのは、18日に駿河湾に吹き荒れた、木枯らしによる高波だ。遠景の美しい富士山も、まるで浮世絵のよう。日本はいい国だ。
めたるまん(山崎一幸)
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