【2008/02/05】
■ 「脳トレ」巨額監修料を受け取らない川島教授に「ふざけんな」
ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は空前のヒットとなった。2007年11月までの時点で、販売されたDS用ソフトの1割弱が「脳トレ」だったらしい。脳トレの中に登場する東北大学の川島隆太教授には当然、巨額の監修料が入る。これを川島教授本人は受け取らず、全額をそっくり東北大学に納めている。2007年5月には読売新聞が、2006年度に大学に入った監修料4億4,000万円のうち、3億円で新たな研究棟を建設したと報じていた一件だ。最近、英国のニュースサイトの翻訳が「GameSpot Japan」に掲載され、報酬額が24億円と5倍に増えていたことがわかった。この記事に関して「川島教授は立派だ」と感想を持つネットユーザーの皆さんが多かったようだ。その一方で、はてな匿名ダイアリーに、「ふざけんな」「こういった空気の読めんやつが多いから、アカデミズムの世界は腐っていくんだ」と厳しい表現で批判する投稿があった。投稿者はどうやら研究者のようだ。「どんだけ奴隷根性なんだよ」「だから理系は、研究者は、ナメられるんだ」「お願いだから、理系の人間はカネも要らずに趣味だけやってると思われるようなアピールをしないでくれよ!!!」とのことだ。はてなブックマークのコメント欄や、もとになった「痛いニュース」にも同様の意見がある。川島教授の判断の是非はともかく、いい仕事をした人にはお金持ちになってもらいたいものだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ Wiiリモコンを、自転車やスケボーに取り付ける特許は出願済み
テレビゲームの新しい遊び方を見せてくれたWiiリモコン。いろんなアダプタが出回っているのも、Wiiリモコンならではの現象だ。どこかの家庭で発明したらしい、木馬のおしりにWiiリモコンを取り付ける方法もあった。木材を削ったり、プラスチックや金属を折り曲げて作った、手作りのアダプタも多く生まれている。「Engadget Japanese」によると、任天堂が作成した特許出願文書の中で、そんな「応用」が掲載されていたというのだ。自転車のペダルやスケートボード、ヘルメットなどに取り付ける図があるようだ。任天堂の想定の範囲内だったということか。
めたるまん(山崎一幸)
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